EPUB戦記―― 電子書籍の国際標準化バトル

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766423631

作品紹介・あらすじ

「私たちは、何と戦っているのか?」
日本語の電子書籍を可能にした世界標準フォーマット“<ruby>EPUB3<rt>イーパブ・スリー</rt></ruby>”。
デジタル社会で少数言語を救うための道程は、困難の連続だった。
EPUB策定を通して、改めて「書物の未来」を考える。

▼「このままでは、電子書籍の世界で日本語は滅びる」--
日本語の文化を地球規模の情報通信環境のなかで生き延びさせるために立ち上がった技術者たち。その戦いは、日本語だけではなく、滅亡の危機に瀕する多くの言語利用者にとっての、かけがえのない希望の灯となった。言語文化の多様性を次の世代のために死守する戦いの奇跡の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 縦組み、縦中横、ルビ、圏点、禁則処理……。これらは日本語の書籍を作るのに欠かせない組版処理の一部です。
    国際的な電子書籍の共通規格であるEPUBの最新版にはこれらを実現する仕様が盛り込まれていますが、当初からそうだったわけではありません。
    それらの機能は誰が、どんな情熱を傾けて、どのようにして国際標準に組み込んだのか? ただ仕様書を読むだけではわからない、仕様策定に携わった人々の知られざる闘いに光を当てた一冊です。
    国際規格の策定の裏側に興味がある人、言語文化を支えるテクノロジーに関心がある人におすすめします。

    工学部 3年生

  • Latex ラテフ

    生涯を賭けた一冊 紀田順一郎

    お茶の水セントヒルズ  ホテル

    iLiad(iRex)

    漱石は新聞小説にあわせて専用の原稿用紙を作っていた
    19x10

  • 国際標準化の裏が分かった。日本語を守るために努力してくれていた人がいたんだ。それにつけてもお役所仕事はだめだね。

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著者プロフィール

小林 龍生
1951年生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史科学哲学分科卒業。小学館編集部、ジャストシステムデジタル文化研究所を経て、有限会社スコレックス設立。現在、同社取締役。元Unicode Consortium Director、元International Digital Publishing Forum Director。情報処理推進機構専門委員、日本電子出版協会フェロー、文字情報技術促進協議会会長など。


「2016年 『EPUB戦記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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