毒と薬の文化史:サプリメント・医薬品から危険ドラッグまで

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766424799

作品紹介・あらすじ

▼薬のすべて!
▼毒と薬,薬学,薬剤師について考える!!

毒や薬にまつわる事件や事故,薬がたどってきた歴史,薬の危険性,薬を扱う専門家である薬剤師とその養育期間である大学薬学部,人を虜にしてしまう麻薬・覚醒剤・大麻や危険ドラッグを広く解説。

▼歴史上の出来事や近年起きた事件から、人と薬物のかかわりを考える。
▼近年購入が容易になったサプリメント・医薬品の危険性についても紹介。

サプリメント、医薬品、危険ドラッグ――。現代を生きる私たちの生活は、毒や薬と切っても切れない関係にある。本書は、古今東西の毒と薬にまつわる数々のエピソードを紹介しながら、人類と薬物のかかわり、毒や薬の本質、また医薬品の開発・製造から流通まで、薬を扱う専門家である薬剤師とその養育期間である大学薬学部、さらには人を虜にしてしまう麻薬・覚醒剤・大麻や危険ドラッグについてなど、さまざまな視点から「薬」を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:499.02||F
    資料ID:95180256

  • 東2法経図・開架 499A/F89d//K

  •  表裏一体でもある毒と薬。その歴史に始まり、最近起きた事件と事故と題し、ソクラテス、クレオパトラの時代からM.ジャクソンやプリンスの死、VXによる空港での殺害まで俯瞰されて、興味をそそられる。
     素晴らしいのは、記憶にも新しい豊富な事例が、それぞれの発生した日時や経緯と共に、関係する薬(毒)物の化学構造式まで併記されて、専門的にも楽しめる点。
     西洋と異なり、薬剤師が医者の僕ともされかねない日本の医療の伝統への苦言が呈される。著者自身が、薬学研究者や薬剤師志望者に向けと説くように、医師が診る「からだ」でなく、「もの」の専門家としての薬剤師の使命と矜持を強調する。
     また、麻薬、覚醒剤、大麻から直近の危険ドラッグへの警鐘も鳴らし、医薬品のみならず、現代の薬物、毒物を取り巻く諸問題が良く分かる一冊。

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著者プロフィール

船山 信次
日本薬科大学教授,薬学博士,薬剤師。
1951年生まれ。東北大学薬学部卒業,東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。天然物化学専攻。米国イリノイ大学薬学部博士研究員,北里研究所室長補佐,東北大学薬学部専任講師,青森大学工学部教授などを経て現職。日本薬史学会常任理事。著書は,『アルカロイド』(共立出版),『アミノ酸』(東京電機大学出版局),『毒と薬の科学』(朝倉書店),『毒と薬の世界史』(中央公論新社),『〈麻薬〉のすべて』(講談社),『カラー図解 毒の科学』(ナツメ社),『民間薬の科学』(SBサイエンス・アイ新書),『毒! 生と死を惑乱』(さくら舎)など多数。

「2017年 『毒と薬の文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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