毒と薬の文化史:サプリメント・医薬品から危険ドラッグまで

著者 : 船山信次
  • 慶應義塾大学出版会 (2017年10月28日発売)
3.67
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :21
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766424799

作品紹介・あらすじ

▼薬のすべて!
▼毒と薬,薬学,薬剤師について考える!!

毒や薬にまつわる事件や事故,薬がたどってきた歴史,薬の危険性,薬を扱う専門家である薬剤師とその養育期間である大学薬学部,人を虜にしてしまう麻薬・覚醒剤・大麻や危険ドラッグを広く解説。

▼歴史上の出来事や近年起きた事件から、人と薬物のかかわりを考える。
▼近年購入が容易になったサプリメント・医薬品の危険性についても紹介。

サプリメント、医薬品、危険ドラッグ――。現代を生きる私たちの生活は、毒や薬と切っても切れない関係にある。本書は、古今東西の毒と薬にまつわる数々のエピソードを紹介しながら、人類と薬物のかかわり、毒や薬の本質、また医薬品の開発・製造から流通まで、薬を扱う専門家である薬剤師とその養育期間である大学薬学部、さらには人を虜にしてしまう麻薬・覚醒剤・大麻や危険ドラッグについてなど、さまざまな視点から「薬」を考える。

毒と薬の文化史:サプリメント・医薬品から危険ドラッグまでの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 東2法経図・開架 499A/F89d//K

  •  表裏一体でもある毒と薬。その歴史に始まり、最近起きた事件と事故と題し、ソクラテス、クレオパトラの時代からM.ジャクソンやプリンスの死、VXによる空港での殺害まで俯瞰されて、興味をそそられる。
     素晴らしいのは、記憶にも新しい豊富な事例が、それぞれの発生した日時や経緯と共に、関係する薬(毒)物の化学構造式まで併記されて、専門的にも楽しめる点。
     西洋と異なり、薬剤師が医者の僕ともされかねない日本の医療の伝統への苦言が呈される。著者自身が、薬学研究者や薬剤師志望者に向けと説くように、医師が診る「からだ」でなく、「もの」の専門家としての薬剤師の使命と矜持を強調する。
     また、麻薬、覚醒剤、大麻から直近の危険ドラッグへの警鐘も鳴らし、医薬品のみならず、現代の薬物、毒物を取り巻く諸問題が良く分かる一冊。

全3件中 1 - 3件を表示

船山信次の作品

毒と薬の文化史:サプリメント・医薬品から危険ドラッグまではこんな本です

ツイートする