失踪の社会学:親密性と責任をめぐる試論

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会
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本棚登録 : 53
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766424812

作品紹介・あらすじ

▼あなたは、なぜ、そこにいるのか

失踪とは何か。
その不条理さ、不可解さ、やりきれなさは、何に由来するのか。

現在でも日本国内で年間に数千件規模のペースで生じている
隠れた社会問題、失踪――。

失踪が惹起する実存的な問いを突きつめ、
あなたや私がそこにいる、という
一見自明の事態を根底から見つめなおす、気鋭の力作。

感想・レビュー・書評

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  • 気になった部分だけ読んだ。
    無理のない考察がされていると思った。
    特に、失踪をした人の「勇気がない部分と、とても勇気がある部分があるのはなぜか」
    という点についての考察がすごく納得できた。
    論文として完成度が高いと思った。

    なんとなく、"失踪"はある種の宗教的な行為なのかもしれないと感じた。
    また、私は「死にたいと思うくらいしんどい思いをしている人を引き留める理由には何があるのか?」と思っていて、
    "失踪"がそれについてのヒントを示しているような感じがした。
    (社会の中で生きるとはどういうことなのかについてのヒント?)

  • 過去に2回失踪した者として興味深く読みました.
    最近思う暴力の抑止と同じく失踪ってのも他者の先回りにより回避できんだろうなぁ.
    そして「親密な関係」からの離脱をしない人達ってな,ただ単に寂しくなるからじゃないのかね.
    ああ,でもお金の問題もあるのかな.
    注釈をちゃんと読んでないのでいつか再読する~

  • 東2法経図・開架 368A/N36s//K

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著者プロフィール

中森 弘樹
1985年生まれ。2015年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間・環境学)。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)、京都大学・立命館大学・京都造形芸術大学非常勤講師。著作に、「網野善彦――『無縁』の否定を超えて」(大澤真幸編『3・11後の思想家25 別冊大澤真幸 THINKING「O」』左右社、2012年)、「失踪者家族の悲嘆」(髙木慶子・山本佳世子編『悲嘆の中にある人に心を寄せて――人は悲しみとどう向かい合っていくのか』上智大学出版、2014年)などがある。

「2017年 『失踪の社会学 親密性と責任をめぐる試論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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