難関資格合格したけりゃ、本は読むな!: 社会人こそ、最短時間で一発突破できる (リュウ・ブックスアステ新書 45)
- 経済界 (2008年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766710458
感想・レビュー・書評
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本書では、旧司法試験などに合格した著者が、難関資格に合格するための考え方、心構え、勉強方法を紹介する本である。
5章で、合格後の起業についても語られている。
過去問を中心に勉強する。
とにかく基本を繰り返す。
基本書・教科書は通読しない。
参考書より問題集を買い揃える。
予想できない問題は予備校の力を借りる
過去問を解きながら答えの構成を図式化しながらノートにまとめる。書いたノートは見返さない。
試験直前になったら新しいものには手を出さない。
勉強仲間はつくらない。人に相談しない。
納期意識を持つ。
以下に、気になった文章を引用する。
資格試験に最短で合格するためには、いかに合理的に出題確率の高いポイントを絞り込み、そこを重点的に勉強するかにかかっている。
仕事とはいくら頭で考えていても、実務を実際にやってみなければわからないものだ。
不安は押さえ込もうとすればするほど、かえって大きくなるのが常である。そこでそれを無理に押さえ込むのではなく、コントロールすればいい。(原文ママ)
ストレートに対応する基本的なフォームを固めれば、その他の変化球に対応できるようになるが、その逆をやろうとするとフォームが崩れ、すべてが打てなくなってしまう。
人間、何をおいても迷いがいちばんの敵であることは間違いない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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080400
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難関試験を潜り抜けてきた著者による勉強法紹介。
薄々感じていたことではあるが,
教科書で一通り基礎を固めてから過去問など問題に取り掛かるという勉強方法よりも,
過去問から始めて,分からないところを教科書でカバーの方が効率がよい。
教科書や基本書を読むと一見勉強してそうだが,
理解には非常に多くの知識が前提とされていて理解に時間がかかる。
とりあえず,目先の知識を優先させて勉強することが,
モチベーションなども考慮に入れると結局は一番達成度が高い。