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- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766720372
感想・レビュー・書評
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日本の場合、長らく野党だった旧社会党はすでに多くの国民が駐留意識を持っていたにもかかわらず、いつまでも労働者階級を代表するという根本原理を変えなかった。
ナチは資金ができると新聞社の買収を行っていた。当時ドイツには全国の有力誌がなかったから、小さな新聞でも影響力があった。ナチ政権下では講演や喫茶店など公共の場所にもスピーカーを設置しラジオをずっとつけっぱなしにしていた。
ナチは映画製作の全てに国を出して、演技指導もしていた。北朝鮮と同じ。
人事は指導力の源泉で、それをフルに活用するには、独裁者ほど適したものはない。
ソ連の強制収容所は1918年にレーニンいよって作られてた。
スターリンは愚鈍な事務屋にしか見えなかったのが怖かった。
恐怖は安心とは逆に疑いを海、疑いは人々の間に壁を作った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「独裁者の人心掌握術」のような帯だったので期待して購入したが、ページ数も薄いし字も大きいため情報量が少なく、肝心の中身もかなり物足りない。分析も浅く表面的だし、そもそも著者に心理学的な知識があるのかすらあやしいレベル。
本気で分析すればヒトラー関係だけでもこの本の三倍くらいは書くことがあるのではないか?
さらに言えば最後に付け足しのように書かれていた「日本の独裁者」なる項目のお粗末さ。分析でも何でもなく、有名なエピソードの羅列でしかない。
大変残念だった。
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