人は「話し方」で9割変わる 2 (経済界新書)

著者 :
  • 経済界
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766720457

作品紹介・あらすじ

人間関係は「この一言」で9割良くなる。仕事・職場・上司、同僚、部下・取引先・お客様、恋愛・結婚・家庭・子育て・親戚づきあい・近所づきあい…「ちょっとしたモノの言い方」で"いい関係"が生まれ発展します。

感想・レビュー・書評

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  • 人は感謝により感謝で返す。

  • 読了して1週間。
    ほとんど内容を覚えていない。。。

    流し読みしすぎたか、取り立てて新しい発見がなかったということか。

  • 読了日 2018/06/28

    はじめに
    ┗自分が人とどんな具合に話したり聞いたりしているか、何が問題で、どうすればよいかに目を向ける。
     本書では、毎日のはなしのやり取りを13項目上げて問題点と改善点を述べている。

    第1講 話しかける力
    ①相手に関心を持ち、相手の存在を認める力
    ②返事の有無に関わらずコミュニケーションの働きかけをする力
    ③先手を打って陽気にふるまい、相手を安心させる力
    ④相手を観察してその人に応じた出方をする力

    ●だれでも「人生が変わる」一言がある
    ┗「話しかけ」るとは、相手に関心を持ち、相手の存在を認めて声をかける行為。つながりを作る行為。
    ●人間関係が9割変わる方法
    ┗返事など返ってこようがこまいが、コミュニケーションの働きかけをしたことに自信を持つ。
    ●だれにもある「これを言えば乗ってくる」一言
    ┗先に笑顔で自分のことを話す。 相手が今関心を持っていることに言及する。
    ●話し始めたら半分成功、話し続ければもう半分成功!
    ┗まず話しかけ、話し続ける。

    第2講 返す力
    ①外に興味関心をもつ余裕(生きることに前向きな姿勢)
    ②呼びかけてくる相手を認識する(見分ける)力
    ③聞き取る・観察する・応じる力
    ④相手とフラットな位置でコミュニケーションをとる意識を持つ力
    ⑤「間」で返事を促す
    ⑥返事や礼がないと責めるのではなく、一歩先に働きかける力

    ●「返事のいい人」の周りには人が集まる
    ┗返事によってしっかり受け止めてもらえたと感じることで話し手が安心する。
    ●「返事のしかた」次第でリーダーシップが取れる
    ┗会話の参加者の心の動きを察知して、参加者の呼びかけに答える形(の返事)で発言の流れを作っていくことが出来る。
    ●なぜ「返事ができない人」がふえているのか
    ┗相手の存在という意識が薄れてきた。
    ●知らぬ間に顔を出す「上下意識」に要注意!
    ┗上下意識により「自分より下の人の話をきくのは、上が下に許す行為」として捉えられる。
     相手と肩を並べてコミュニケーションする態度を身につける必要がある
    ●「無視される」ことほど、つらいことはない
    ┗返事をしない=相手を無視する
    ●快い返事を促す「ちょっとした一言」
    ┗聞こえたのか問う:呼びかけのあとの「間」


    第3講 頼む力
    ①「するのが当然」と押しつけない
    ②相手が「役に立つ存在である」と伝える力
    ③率直に頼む
    ④断りを承知する(断られることを前提にする)
    ⑤方法・場所・時期を考慮する
    ⑥断られた本当の理由を突き止めて、対処の仕方を工夫する

    ●「頼む・頼まれる」関係から驚きのメリットが広がる
    ┗「頼む・頼まれる」が人間関係の色々な局面で活発、円滑になされれば、幅広い層の協力関係ができあがる。
    ●だれでも頼まれて悪い気はしない、というのが本心!
    ┗人間ならだれにも、自分は人の役に立つそんざいでありたいという気持ちがある。頼まれて力を貸した結果相手に感謝されると、頼まれることが喜びになる。
    ●本気で頼む人は「逃げ道」をつくらない
    ┗頼みを遠慮・気兼ねしすぎるひとは、相手に負担をかけるのを気遣っているのでなく、マイナスが自分にのしかかるのを恐れる。
     頼むときは格好付けず、率直に。断りは承知の上で。
    ●「絆の太さ」と「内容」で変わる依頼の方法
    ┗親しき仲にも礼儀あり>相手に引き受ける力があるか、その頼みごとを出来るくらい親しいか考える>身なり、服装を大事にして頼みに行く>奇策を使わず正攻法で当たる
    ●相手の「断りの理由」まで視野に入れておく
    ┗断りの理由を押さえてもう一押し依頼する


    第4講 断る力
    ①相手を納得させる力
    ②「断る」=「お返しをしない」と思わない
    ③人間関係が壊れることを覚悟する
    ④他の人にチャンスを与えると考える
    ⑤相手に余分な期待を持たせない
    ⑥詫びる力/きっぱりNOという力/理由を述べる力

    ●「逆説得」の力が問われる断り方
    ┗頼むも断るも相手の納得を目指した働きかけ。
    ●どうにも断りにくい人への対処法
    ┗①世話になった人には、お返しにこだわる心理をいったん脇に置く。
     ②日頃親しくしている人は人間関係をあてにした甘えなので、甘えから離れて「自立の態度」を養う。別れは新たな出会いを含む。
    ●「勇気ある決断」は決して無駄にならない
    ┗相手に納得してもらえるだけの説得力を身につけることにつながる。他の人にチャンスを与える。相手に余分な期待をもたせない。新たな出会い、交わりが生まれる。
    ●シコリを残さない、こんな断り方
    ┗①詫びる②noとはっきり伝える③理由を述べる
    ●「断り」の奥の手、あれこれ!
    ┗①うそも方便②理屈を拒否③放っておく(うなるだけ)


    第5講 お礼をいう力
    ①自然の恵みや周囲のお陰で生かされていると知る
    ②こまめに相手のことを考える(気づく)
    ③喜んでみせる
    ④あなたのおかげ、ということを示す

    ●「生かされている」という感謝の気持ちを忘れない

    ●身近な人にこそ、心を込めて「ありがとう」!
    ┗お礼はこまめに、相手のことを考えて。
    ●なぜ「お礼の言葉」を口にしないのか
    ┗①気がつかない②感謝の念が薄い③上下関係が強い
    ●感謝の言葉は「人を動かす」力を秘めている
    ┗人をやる気にさせてくれる。
    ●「すみません」より「ありがとう」を使おう
    ┗自分の喜び、満足は感謝の言葉でお礼した方がより積極的。

    第6講 詫びる力
    ①なすべきことを出来なかった責任をとること
    ②自分の非を認めること
    ③断りの言葉の持つ表現の強さを和らげ、出来ない理由に入っていくためのクッション
    ④先手で/堂々と/全身で表現する。姿勢を正して丁寧に。

    ●素直に詫びる人ほど信頼される
    ┗詫びることはできなかった責任をとること
    ●断るとき、叱るときも「詫び言葉」が生きる
    ┗断りの言葉の強さを和らげる
     叱るときに、己の完璧さを棚に上げて言うことの心苦しさを表現する
    ●先手で、堂々と、全身で詫びる
    ┗視線を相手に向ける。姿勢を正して詫びる。

    第7講 知らせる力
    ①報告によって情報格差を埋める
    ②推論や感想を避け、自分が直接見聞きしたことを話す
    ③手の打ちようがある早いうちに悪い知らせを出す
    ④相手が知りたい「結果」を先に伝える

    ●報告し合って「情報格差」を埋める
    ┗お互いが報告し合うことで、自分の知らない相手側の事情(情報)を知る。
    ●主観をまじえた報告は聞く人を惑わせる
    ┗推論や感想を避け、自分で直接見たり経験したことを話す。事実に即してものを見、報告する習慣をつける。推論から導かれる断定も避ける。
    ●「悪い知らせ」と「よい知らせ」、優先させるのは?
    ┗悪い知らせ。手の打ちようのある早いうちに。
    ●「知らせる順序」にはセオリーがある
    ┗報告において相手がまず知りたいのは結果。
     ①どうなったかの結論
     ②いきさつ、経過
     ③感想、個人的見解
    ●「いいわけ」や「手柄話」にも耳を傾ける度量
    ┗評価してほしい、わかってほしいという思い。
     報告を受ける側は、結果を入手していない。結果から先に、いかに苦労したかを後に。


    第8講 説明する力
    ①原因と結果との関係を解き明かし、相手の知りたい欲求に答える
    ②話し手として「相手にわからせる努力を工夫」する
    ③論理に得意になる
     理由を考え、筋道を立てて物事を考えること
    ④理由をわからせる
    ⑤一般の人/専門が異なる人にもわかるように易しく話す

    ●「知りたい欲求」に答えるには手間ひまかけてよい
    ┗原因と結果との関係を解き明かし、わかりたいという欲求を満たすことで、相手の心を閉ざさせない。
    ●なぜ「理由」や「根拠」を説明したがらないのか
    ┗①「いちいち説明しなくてもわかるはず」という相手依存の態度。日本の「察し」の文化は聞く側の努力。
     ②「理由や根拠を説明したがらない」という態度。論理が苦手なため。
     ③「誠意さえあれば通ずる」という態度。
    ●「誠意」は形に表してこそ通用する
    ┗誠意を言葉や態度で示す。誠意をわからせる努力。
    ●相手のためにする「いいわけ」もある
    ┗間違いや至らぬ点の理由を説明してわからせる行為は、相手に掛ける迷惑を最小限に抑える。
    ●「わかりやすさ」の基準は相手に置く
    ┗専門が異なってもわかるように平易な言葉を用い、理由の説明を十分にする。


    第9講 相談する力
    ①どうするかを自分一人で決めかねる時に人に意見を聞く
    ②的確な判断ができ、面倒見がよく、責任感のある人を見つける力
    ③する/される時の心得を持っている
    ④定期的・要所で報連相・確認をする
    ⑤事前に声かけ、概要説明をする
    ⑥自分の考えを持っている
    ⑦相手の顔を立てる

    ●上手に相談できる人は生き方上手!
    ┗迷いは努力の表れであっても、現実はいつまでも迷うことを許さない。人に相談して、意見を聞くべき。
    ●「これは!」と思う人に目星をつけておく
    ┗①物事の判断が的確である人
     ②人に対して面倒見が良い人
     ③責任感の強い人
     ④その道の専門家で実績のある人
    ●相談するとき、されるときの心得
    ┗①ふさわしい相談相手を選ぶ
     ②「彼なら相談に乗ってやろう」というように相手の信頼を得ておく
     ③第一印象をよくする
     ④事前にアポイントを取っておく
     ⑤どこまでしゃべるのか考えておく
     ⑥アドバイスは不都合なところも聞く
     ⑦時間を守る
     ⑧できるだけ早く相談に乗る
     ⑨恩着せがましい態度を取らない。自分の勉強にもなった。
    ●人は「要所相談型」に信頼を寄せる
    ┗要所で報確相
     ①今何をやっているか
     ②進行状況はどうか
     ③これからの見通しはどうか
    ●相談相手の顔を立てながら知恵を借りる
    ┗根回しは相談の一形式。
     ①事前に声をかける
     ②前もってプランの概要を説明しておく
     ③相手の意見を聞く
    ●「自分の考え」をもって相談にのぞむ
    ┗①相談する前に、自分で考える
     ②口を開く前に、よく考える
     ③そのうえで相談する
     相談しても、最後に決定を下すのは自分。相談はそのための参考に過ぎない。
    ●「親身な相談」は相手を尊重する態度から生まれる
    ┗徹底して相談する態度は相手を尊重する(蔑ろにしない)心から。

    第10講 ほめる力
    ①「人のやる気と自信を育てる」目的で相手に対し賛辞を贈ること
    ②照れないで率直に言葉にする力(照れは自分の心理への甘え)
    ③本人が自分でも気づいていない点を褒め、自信をつけさせる
    ④喜びを沸かせる
    ⑤プロセスに着眼する
    ⑥当たり前に気づく
    ⑦自分自身も対象にする

    ●「お世辞」と知りつつも、不快にならない心理
    ┗「取るに足らないお世辞でも、気がめいっている人間にとっては支えになるものである」
    ●「ほめる」ことと「お世辞」はどこが違うか
    ┗褒める:相手に対する心からの賛辞。目的→人のやる気と自信を育てる
     お世辞:心にもない調子のよい言葉。目的→自分がトクを得ようとする
    ●「ほめる」ことに慣れれば照れは遠のく
    ┗照れないで率直にほめる(照れは自分の心理への甘え)
    ●自信を育て意欲を高める「ほめ言葉」
    ┗①本人が自身でも気づいていない良い点を褒めて、自信をつけさせること。
     ②いい仕事をして、褒められることで、仕事への喜びを高める
    ●些細な事でも意識してほめる
    ┗①プロセスを褒める
     ②当たり前のことを褒める(やればできることを実際に実行するのは大変)
     ③自分自身を褒める

    第11講 叱る力
    ①まごころをもって、相手の悪いところを指摘して直すように勧める
    ②日常的にコミュニケーションをとり、相手との関係を作ること
    ③人は自分のことが一番分かっていない(客観的に見ることができない)
    ④善悪/是非の判断に関する価値観を固める

    ●「叱る」目的を明確にしておく
    ┗声には強い感化作用がある(声を荒立てるとマイナスの感情が発生する)
     叱る目的は、過ちを改めさせること
    ●なぜ「叱らない」「叱れない」のか
    ┗権威が弱くなり、服従させる力がなくなった→意思に従わせられなくなった
     ①個人としての生き方に共鳴・共感できるものを持っている人
     ②相手を尊重して明るく接する人
     ③人とのコミュニケーションを大事にする人
     この力を基に信頼関係を築いていれば、忠告・叱責を受け入れられる。
    ●人を叱るには「覚悟」がいる
    ┗人に対する関心が欠如している。
     自分にわからない自分を指摘してもらって新たに自分を知ることが、叱られる役割
    ●価値観が揺らいでいると叱れない
    ┗正しくないこと/してはならないことが叱り手の中で確立していないと言葉を出せない。
    ●「叱る」は相手を育て、自分を育てる
    ┗3つの条件を整えて初めて「叱り」が十分に力を発揮する
     ①日頃のコミュニケーションを大事にすることで、相手の状態、事情を把握する(コミュニケーションの技能を身につける)
     ②人に関心を持ち、かかわりを深める
     ③自分の価値観を持ち、それを基準に叱責の是非を判断する

    第12講 励ます力
    ①転んだ人が起き上がるために、身の丈に合った言葉(杖)を、明るい言葉をかける
    ②いま、何が大切か。視座を変えて、自信を失っている相手の目を開かせる言葉を発する

    ●たった一言で「気分が晴れる」こともある
    ┗人の気持ちはたった一言で大きく変わる。人は言葉で励まされて、立ち直ることが多い。
    ●「頑張れ」という言葉に潜むプレッシャー
    ┗頑張った世代は報われなかった。
    ●「決まり文句」では心に響かない
    ┗励ましの言葉が必要な時は、相手の状態が一段と悪いとき。
     定型句=「人々が生活していく中で、繰り返し出会う類似の状況に対処していくために使われる言葉」
    ●タイミングよく「ちょっといい一言」を!
    ┗相手の身の丈に合っていて、心を明るくしてくれるものがいい。
    ●「励ましの一言」が人生の指針になることもある
    ┗いま、何が大切か、見落としているものがないか。視点や角度を変えて、自分を見失いがちな相手に、目を開かせる一言を発する。


    第13講 黙る力

    ●人が「黙る」ことを選ぶ理由
    ┗①話題に取り上げられてることがわからない、または、いうことがない
     ②あえて黙る
     ③話す必要性を感じないために黙る
     ④あきらめから黙る
     ⑤拒否の意思表示
    ●「話す」と「黙る」のほどよいバランス
    ┗黙る価値
     ①口が堅い人は信頼される
     ②適切な表現力が身につく(話す/黙るのバランスが保たれている、相手の知りたい箇所に的を絞って表現する)
     ③相手に自らやろうという気持ちを起こさせる
     ④言葉に重みを与える
    ●「無言」が「雄弁」に勝るとき
    ┗「言葉は幸福な人間や不幸な人間を常に満足させるとは限らない。だからこそ、たいていの場合、沈黙が幸福や不幸の最高の表現とされているのだ」
     絶句。

    具体例を示すより、それよって起こる良くない例を示すことが多い。
    また理由を示すより、具体例を示す方が多い。
    HOW TO本ではない。
    要はこれを読んで自分の経験とかに当てはめて、自分なりの方法を得てください、って本かな。

  • あらためて「自分の口」で「自分の言葉」で伝えることの重要性がわかった。
    もっと言葉(語彙?)を勉強しないとつまらない人生になってしまう。定型句ですが、頑張ります!

  • 孤独は山にではなく、街にある。1人の人間にあるのではなく、大勢の人間の間にある。

  • 話しかける力や返す力、頼む力等のコンテンツごとに分かりやすく解説されている。
    話しかける際は、まず自分の事を先に話し問いかけるのが、相手も心を開示してくれる!とかちょっとしたアドバイスが非常に参考になった本です。

  • 福田 健 (著)
    様々な場面におけるコミュニケーションの問題を、現実に即してとらえ、その解決を試みる、前著を受けての実践編。だれもが経験する毎日の話のやりとりを13項目取り上げて、その問題点と改善策を述べる。

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著者プロフィール

話し方研究所 会長

「2018年 『ちょっとしたことで“心が伝わる”話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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