不寛容の本質 なぜ若者を理解できないのか、なぜ年長者を許せないのか (経済界新書)

著者 :
  • 経済界
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本棚登録 : 91
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766720648

作品紹介・あらすじ

我々の社会が直面している「現実」を直視しないことには始まらない。現実を直視せず、精神力でなんとかするという態度こそ、この社会で幾度も繰り返されてきた悲劇ではなかったか。誰も語らなかった難問を注目の若手社会学者が解く!

感想・レビュー・書評

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  • 「なんかギスギスした最近の風潮」を扱った本なのですが、今こんなギスギスしてるのは昭和が失われたからだ!という方向性で幾つかのトピックで失われた昭和を解説する、という本です。
    タイトルで安易に手に取ってしまったのですが、個人的に期待していたような「なんかギスギスした最近の風潮」そのものの分析(昭和が失われた!に辿り着くまで)や、じゃあ我々はどうするべきなのか、という考察は含まれておりません。。「不寛容の本質」ってこういう内容じゃないのか。
    あと、サブタイトルにあるような「世代間の対立構造に本質がある!」という論は、そうかな?と疑問に感じました。違う世代の人とだけギスギスしてて空気が悪い、という認識は私には無いからです。

    そこまでなら☆3つくらいだったのですが、いささか読者向かいで不親切な箇所があったので☆2つとしました。
    この新書のフォーマットの問題もあると思うのですが、第2章以降は見たことのあるようなグラフや新聞記事の引用が本文を圧倒する勢いで(両方とも見開き2ページを使っていて、しかも序論くらいのトコで流れを切ってる感じ)、それホントに必要?と思ってしまって何とも。
    個別の章の繋がりもあまり感じられず、強いて言うなら最終章で昭和の終わりが…という論考があるくらいで、ちょっとそれも無理やり感を感じました。
    著者の頭の中では、これらの個別論と全体が綺麗にリンクしているんだと思うのですが、読者にはそれが伝わってこないのが残念。文章も謎に改行が多くて、1文章の中にカッコ書きで逆の意味の文章が入っている場所もあって読み辛かったです。

    でも、この著者がこのテーマでまた本を出されたらぜひ読みたいと思ってます。

  • 経済的格差など、さまざまな格差があるから不寛容社会になったってことらしいです。個人がそれでどうする?の視点はないので、役に立たないクソ本かなと思いました。

  • p16〜

    これ、なかなか面白そう

  • 最初の章は「おっ」と思ったものの、以降の各章は政治や教育など本質とは言い難い議論が続いており、タイトルとはちょっと違う気がしました。

  • 昭和を前提に考えていることや格差が拡大し、お互いがお互いにそのことに自分ごととして気づこうとしていない。
    ルールを壊したのは新しいルールを作るための議論が足りていない。

  • 話題になっていたので本書を読んだ。非常に読みやすく現在の政治・社会問題をわかりやすくまとめ解説している。不寛容の本質というタイトルとは異なる政策・社会考察論考であろう。「昭和」の二つの捉え方については面白かったが、本当に昭和という時代で区切れるのかは懐疑的に読んだ。

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著者プロフィール

西田 亮介(東京工業大学リーダーシップ教育院准教授)

「2018年 『民意のはかり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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