本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766783520
感想・レビュー・書評
-
野生のパンダ!!!
動物園のパンダもそんなに見たことない(テレビでしか)のに、山中の竹林で雌を求めて咆哮しまさに野生を剥き出しにするパンダに目が釘付けになる。これぞ獣。より一層パンダが愛おしくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
木に登って真っ逆さまに落ちたり、ゴミ箱に頭から突っ込んだり、能天気な小学生男子が中に入っているとしか思えない動物園のパンダを見るたびに、こんなベロンベロンの生き物がどうして野生でやっていけるのか不思議でしょうがなかった。
・動物園でダラケているだけで野生ではビシっとしている
・よっぽどライバルのいない環境で生きている
・実は自然は厳しくない
のどれだろう?
著者は研究者ではなくテレビ局のディレクターで、本書は番組を作る過程で撮影したパンダの話だ。かなりの部分がパンダと直接関係ない取材の苦労話に割かれているが(それはそれで興味深い)、パンダが出てくると写真や体験談は豊富。人間付き合いの長いパンダは野良でもやっぱり警戒心が抜けてて、座って竹食っているところを人間が近づいて撫でても気にしないらしい。やっぱりあいつどこか変。
ただ、知りたいと思っていた野生の生態については食い足りない。又聞きだったり、ボリューム不足だったり。「パンダの生態学者」は、やっぱり中国以外ではありえないんだろうか?
もう少しパンダパンダした本を読みたい。
全3件中 1 - 3件を表示