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- / ISBN・EAN: 9784766783995
感想・レビュー・書評
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インコの独白。
正直言って僕はあなた(飼い主)が嫌い。
ぎゅっと掴むし、ひっぱるし、水は変えてくれないし、部屋は掃除してくれないし。
僕は死んでしまった。
どうして体が動かないのだろう。
こんなことならごめんね、と言っておけばよかった。
さよならをしておけばよかった。
あなたには酷い扱いを受けてきたけれど、僕が死ぬときにあなたが流した涙は何だったのだろう。
僕はあなたを愛しています。
ペットを飼っている人は共感できるかも。
でも、実際には引っ張ったりはしないだろうし、そんなに伸びない。
でぶっとしたインコがかわいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本文は1分もかからず読了できてしまいますが
文章の1つ1つに訴えるものがあり、インコに限らずペットを
飼ったことがある人には、痛いところをつかれたという思いと
同時に、心に残る何かを感じることができると思います。 -
可愛いイラストのとっても短い絵本だけど、とても深い。泣ける。
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紅茶さんという方の書評を見て読んでみた。農業を始めてから家に帰って活字を追う時間がほとんどなくなってしまった。でも、短いものならということで。子どもの頃に、僕もインコを飼っていて死なせてしまったことは、今でもチクと思い出す。籠から出して兄弟で遊んでいたときに踏み潰してしまったのだ。キュっと鳴いて冷たくなったインコのことは30年経っても忘れない。インコと過ごせる時間は短い。だから、とても大切なのだ。そう思う。いい絵本でした。
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本で読んだわけではないのですが、ネットで本を検索していたら、歌入り動画サイトのホームページを見つけました。
何回みても、号泣してしまう本です。
この本を読み終わった人なら心に痛みを感じ、ペットや生き物に対して、もっともっと大事に接してあげたいと思ってしまう内容です。たくさんの人にこの本を読んで頂きたい本だと思います。 -
作者が実際に飼っていたインコをモデルにした小さな絵本。ヒヨコのような黄色いインコのモノローグで綴られています。「ちゃんとカゴを掃除して!」など小憎らしい口調からはじまり、ツンデレインコの話なのかな?と思ったら、最後に明かされるインコが飼い主に一番伝えたいことが明らかになります。悲しくてせつなく、だけどとても温かい話でした。
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とても感動しました。
愛すること、愛されることの大切さを実感させられる一冊です。 -
号泣してしまいました。
インコであれ、犬であれ、猫であれ、どんな生き物でも
ペットを飼っている人はこの本を読んだら心に何か響く筈。
大人、子供、世代を問わず1度は読んでおきたい本だと思います。