9割の損は行動経済学でサケられる 非合理な行動を避け、幸福な人間に変わる

著者 :
  • 経済界
3.11
  • (1)
  • (4)
  • (10)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 61
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766785890

作品紹介・あらすじ

僕らの24時間は「非合理」で溢れてる。あなたの「選択」もエラく間違っている。ゆとりからバブル世代まで損しない人間になる方法。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「行動経済学」について、ストーリーを交えながら、基礎的な内容を説明します。

    キーワードとしては「時間選好」「時間割引率」「上昇選好」「プロスペクト理論」「決定麻痺」「損失回避」「現状維持バイアス」「ヒューリスティクス」「ピークエンド効果」「最終レース効果」「フレーミング」といったところかと思います。これらを広く浅く取り扱っているので、深く知りたい方は別の専門書を読んだほうが良いかと思いました。いわば行動経済学の入門書です。

    ちなみに、マーケティングの定義は時とともに変わってきたことを説明しています。

    マーケティング1.0
    ===引用ここから===
    米国マーケティング協会による定義は、「マーケティングは、個人や組織の目的を満足させる交換を創造するためのアイディア、財(製品)、サービスの概念形成、価格設定、プロモーション、流通を計画し、実行する過程である」だった。
    ===引用ここまで===

    マーケティング2.0
    ===引用ここから===
    「マーケティングは、顧客の価値を創造し、伝達し、引き渡すための、また組織やそのステークホルダー(利害関係者)の双方に利する形で顧客との関係を管理するための、組織的機能と一連の過程である」
    ===引用ここまで===

    マーケティング3.0
    ===引用ここから===
    「マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである」
    ===引用ここまで===

    つまり現代のマーケティングは、昔ながらの方法では不十分であり、社会全体に対しても価値ある提供をしないと通用しません。学生の頃の頭のままでは不十分でしたね。しっかり頭を切り替えていきたいと思います。

    行動経済学の研究は今も盛んに行われています。人間の不合理な決定をどう文面に落としていくことができるのか。今後の研究成果にも期待を寄せたいと思います。

  • 行動経済学を様々な日常にあるヒトコマから解説した一冊。

    行動経済学が人間の行動と非常に結び付きが強いことを感じると共にマーケティングの手法にもよく使われていることか本書から学習できました。
    近年行動経済学を研究している学者がノーベル経済学賞を受賞している背景にも従来の合理的な行動をするという経済学の考えから非合理な行動もするという行動経済学の考え方が金銭的な部分以外の幸せに向かって共生していく価値観にシフトした現代に受け入れられたということだとも感じました。

    行動経済学を知ることで自分の行動が変わると感じ、経済学と日常生活とがリンクすると感じた一冊でした。

  • 前作「9割の人間は行動経済学のカモである」と同様、行動経済学を分かりやすく解説する本。取り上げられている項目は重なるが、こちらは会話中心のストーリー仕立てで書かれている。自分は前作の方が分かりやすかった。

  • リスクを知らないことが最大のリスク。
    行動経済学で検証される非合理な判断について書かれている。
    投資をやっている人なら、非合理だとはわかっているものの、それやっちゃうよな・・・と思われることが多数。理性と行動は違います。

  • 軽く読める読みやすい本

    行動経済学の様々なキーワードが出てくるが、すぐ読める反面、頭には定着しにくそう。

    ・時間割引率
    ・上昇選好
    ・損失回避
    ・フレーミング、リフレーミング
    ・決定麻痺
    ・ヒューリスティクス

    先憂後楽という、先に苦労すれば後が楽になるというのは、私も考えているものだった。

  • 本書の物語調の文章についてゆけず、途中で挫折した。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1964年神奈川県生まれ。東京工業大学社会工学科卒業後、読売広告社、日本総合研究所を経て、1998年アサツー ディ・ケイ入社。環境エネルギー、金融、住宅、消費財のマーケティングや広告の戦略を策定。

「2017年 『ヤバい行動経済学 絶対に損をしない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

橋本之克の作品

ツイートする