巻込力

著者 :
  • 経済法令研究会
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766834383

作品紹介・あらすじ

株式会社クロスリバー 代表取締役社長 CEO/アグリゲーター
株式会社キャスター 執行役員
元マイクロソフト執行役員・PowerPoint事業責任者

国内通信会社、外資系通信会社、ITベンチャーを経て2005年に米マイクロソフト本社に入社。日本マイクロソフトに転籍後、Officeビジネスの担当役員を務める。
2017年に株式会社クロスリバーを設立。AIをフル活用して週休3日でクライアント企業を支援。日本企業529社への支援を通じて業務変革を実現、年間110件以上の講演を提供。

感想・レビュー・書評

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  • チームで仕事に取り組み、きちんと成果を上げるためのノウハウ集。
    チームメンバーの強固な信頼関係を構築すること。
    そのための行動とコミュニケーションが重要。
    自分の影響力が及ぶものに注力する。自ら考えて、行動し、変えていく。
    人を動かすコツに2W1Hの活用。
    人を動かすのは、感情的なものも意識したコミュニケーションが必要。
    等など、マネジメントを担う視点で参考になる。

    チームメンバーであれば、どなたが取り組んでも効果が生まれ、相乗効果が期待できる。早速明日から実践だ。

  • ビジネスでよく言われる巻き込み力とは何かを、要素分解し言語化されている。以下個人的に参考になった部分。
    ・ファーストペンギンになることの大切さ。日本人は保守的で、最初になることを怖がる。だからこそ主体的に自らが最初になることで、後から人も続いてきてポジティブな流れを生み出せる。それは、上司同僚など多くの人に影響を与える。
    ・活躍する人のロールモデルの変化。冷静にロジカルに淡々と作業をこなしていく人から、笑顔で多くの人を巻き込める人が活躍するようになってきている。オンラインになり、そうした心理的安全性を組織にもたらせる人こそが、求められてきている。
    ・雑談の大切さ。上記に続くが、オンラインでは承認欲求が求められているからこそ、雑談のようなアイスブレイクであったりリアクションを多めに取ることが大事になる。

  • 巻込力とは、人としての総合力だ。相手を気遣う心、自分自身の意見、率先力、行動力、などを全てをかねそろえた上で相手を魅了していく力だと思う。本書では、それを具体的にどのように身に付けていくかを指南してくれる内容だ。1つ1つは目新しいことではないけれど、総合的に改めてビジネスの中で必要な力だと感じることができる。

  • 【山名】業務Gで共有済み。前半で巻き込み力がどのようなスキルの総合力かの記載、後半が各スキルの解説・発揮方法。礼儀正しさは武器であるの本と共通して、リーダー像は引っ張る人でなく、オープンマインドであることが大事な記載あり。内円と外円で自分の外円部分を”内円”としている他者との掛け合わせで仕事の効果・内容は広がっていくので、巻き込み力で他社と協働することがその広がりに重要な要素であると話していた。

  • 若手層にオススメした一冊。読みやすい。
    特に2割の完成度で1度上司に確認をとるクイック&ダーティーは対応にスピードを求められる時代にマッチしていると感じた。

  • 典型的な、 
    「異論はないです、知ってます。出来ているかは別として」という本だった。
    新入社員とかならば参考になるかも知れない。
    要素が凝縮されている。
    私にとっては、それこそこの本に書いてある通り、
    その実践が大事だと、思ってしまいました。

  • 巻込力と見て何かに特化した内容かと思ったら、仕事のコツみたいなものが広く浅く書かれている内容だった。

    ひとつひとつの書かれている内容はその通りなので、その中のひとつでも意識して行動できれば、結果は変わりそう。
    特に、自分のコントロールできる範囲をコントロールするというポイントはその通りと感じた。
    自分の影響の範囲外ことばかり気にしてストレスを溜めるのではなく、影響の範囲内に集中することでストレスレスになり結果が出やすくなると思う。

  • 類書と比較して目新しさはないが、個々もっともなことが取り上げられている。

  • 巻込力
    著:越川慎司

    巻込力とは、仕事の不安を取り除いて作業効率を高めるために、自分のコントロールできる範囲を広げる能力である。

    心でつながったメンバー同士で弱みを補完し、強みを伸長することができれば、困難を克服できる。そのようなチームを作るには、管理職からのトップダウンだけでは不十分。若手社員のボトムアップ型の働きかけが必須である。

    本書の構成は以下の5章から成る。
    ①巻込力は最強のビジネススキル
    ②巻込力に必要な心構え
    ③巻込力を最大限に発揮するコツ
    ④巻込力を高める業務スキル
    ⑤自己実現の手段としての巻込力

    単純明快で非常にわかりやすい。
    巻込力という言葉でチームの効率を最大限に高めることと、自分の力を最大限に高めながら自己実現の手段にまでを網羅している。

    わかりやすい言葉は行動へのハードルを下げてくれる。体系的に巻込力を理解することで意義を理解しながらそれに取り組むことができる。取り組みたくなるような仕組みを提供してくれている。

    これからの時代には欠かせないスキルである巻込力。
    まだまだ深めていけそうである。

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著者プロフィール

株式会社クロスリバー代表取締役CEO/アグリゲーター。国内通信および外資系通信会社に勤務後、ITベンチャーの起業を経て、2005年にマイクロソフトに入社。業務執行役員としてPowerPoint・Excelなどの事業責任者を歴任。2017年に働き方改革を支援する株式会社クロスリバーを起業。メンバー全員が週休3日・週30時間労働を継続。延べ800社以上に、ムダな時間を削減し、社員の働きがいを上げながら“自分の時間”を増やしていく「働き方改革」の実行を支援。『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』『AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『仕事ができる人のパワポはなぜ2色なのか?』(アスコム)など著書は22冊。声メディアVoicy『トップ5%社員の習慣ラジオ』パーソナリティ。

「2023年 『AI分析でわかった成功法則が2時間で身につく! 仕事ができる人の時間術 見るだけノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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