死んでも忘れない (ケイブンシャノベルス 243)

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  • 勁文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766923391

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  • 郊外の一戸建てに住む城戸家。

    夫・崇と後妻の絢子、そして中学生の渉。

    渉にとっては継母であるが、3人仲睦まじく暮らしていた。

    そんなある日、崇は痴漢の容疑をかけられたことから噂が広まる。

    絢子は妊娠して精神的に不安定になり、渉はいじめを受け、崇は会社での立場が揺らぐ。

    どれも噂という怪物によって、3人の歯車は狂わされ家族崩壊への道をたどっていく。

    元の家族を取り戻すことはできるのか?

    題名ではかなりダークな終わり方だと思ってましたが、噂に惑わされない家族の絆、本音を言い合えるだけの信頼関係に感動しました。

  • 1998年10月4日読了。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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