- Amazon.co.jp ・本 (688ページ)
- / ISBN・EAN: 9784767434711
作品紹介・あらすじ
引きやすい五十音順の配列。音訓索引も完備。専門用語を使わない、読みやすくわかりやすい解説。辞書らしからぬ脱線もあり。"読みもの"として読み進めながら、漢字の世界の知識がたのしく頭に入る。常用漢字を含め、日常生活で使う2320字を収録。漢検準2級レベルに対応。
感想・レビュー・書評
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漢字を苦手に感じたり、嫌いになったりするのは、機械的なドリルばかり繰り返されるから。うんこドリルなど、楽しくできるようなものも出ているが、言葉がふざけすぎているし、日本語が美しくない。
成り立ちや部首、意味付け、文脈に落とす使い方など、丁寧に行いたいが、教育漢字の数は多すぎて、時間がない。東洋の文化、つまり日本の大切な文化であるのに、単なる記号の暗記作業に過ぎない扱いでは、漢字がかわいそうだ。
漢字のしくみを解き明かし、説き明かす。そんな時間も、いいんじゃないかな。白川静さんがおすすめだが、見つけられなくて。漢和辞典ほど敷居は高くなくて、詳しい。自分の名前の由来などから、漢字に興味を持つのもいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第87回アワヒニビブリオバトル「【3日目】おうち時間DEビブリオバトル」3時間目 多読で紹介された本です。
オンライン開催。チャンプ本。
2022.05.05 -
pedia
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読む辞典である。本書は常用漢字を中心とした2320の漢字の辞典だが、従来の漢和辞典や漢字辞典とは大きく異なっている。その字の心を伝えようとしているのである。
例えば2011年の漢字として選ばれた「絆」を見ると
「家族の絆」「絆を深める」など、訓読み「きずな」が”人と人とのつながり”という意味で用いられて、人気の高い漢字。
部首「糸」にも現れているように、本来は”つなぎ止めたりしばったりするもの”を表し、「絆創膏」が代表的な例。「脚絆」は”動きやすくするため、すねに巻き付けて使う装身具”。
(中略)
このように、漢字「絆」は”行動の妨げになる”というニュアンスを持つことがあり、日本語「きずな」とは意味合いが異なる。それでも漢字「絆」が好んで使われるところに、日本人がいかに漢字が好きかが現れているのだろう。
(後略)
と、こんな漢字、もとい、感じなのである。
漢字と仲良くなりたかったら、読む価値がある。 -
円満字さんついに辞書を出す
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世の中には一体いくつの漢字が存在するのかは知りません。しかし、よく私たちが日常の中だけでも見たり、使ったりする漢字には意味があります。時々漢字で書けずにひらがなで書いてしまうことってありますよね。しかし、この本には漢字の一つ一つの意味を分かりやすく、また一つの読みもののように紹介しています。一度読めば、きっと「この字何て書くっけ?」ということも無くなりますよ。
(教育学部・社会専修/匿名希望) -
【新刊情報】漢字ときあかし辞典 813.2/エ http://tinyurl.com/77huegb 常用漢字を含め、日常生活で使う2320字を50音順に収録。漢字のしくみを、専門用語を使わず、わかりやすく解説する。読みものとしても読め、漢字の知識をたのしく学べる。 #安城