英和翻訳基本辞典

著者 : 宮脇孝雄
  • 研究社 (2012年12月20日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767434735

作品紹介

見出し語総数472。特定の単語や表現の訳し方だけでなく、「原文の順序どおりに訳す」「時制に気をつける」「セミコロンの訳し方」「全体から細部へ」「文脈で訳し分ける」といった、翻訳の基本的作法として注意してほしいことも盛り込んだ。

英和翻訳基本辞典の感想・レビュー・書評

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  • 発売の時からちょっと気になっていたので、買ってみた。

    イディオムや動詞、名詞の訳しかたポイントを丁寧に解説した辞典。「辞書に載っている意味」と「ひょっとしてこちらかも?」と別の意味を例示し、誤訳の回避に導くシステム。

    全体的な印象では、中の中の上くらいのレベルで、実務翻訳以外の翻訳を勉強中の、「辞書どおりに訳してもうまくいかない」という事実に悶絶しはじめたかたに一番有効ではないかと思う。「実務翻訳以外」としたのは、実務翻訳では、動詞や名詞がどんな動作や商品・現象を指すかをぴたりと特定しないとお話にならない(少なくとも私の経験上)ので、「雰囲気訳」をこしらえて逃げるという道がほぼありえないから。文芸翻訳の場合は、そのあたりに振れ幅が大きい表現があるので、文化背景関係の資料をしこたま集めるなり、原著・邦訳に限らず小説をがんがん読むなりして、サンプルを自分の中に貯金していかないとならない。それに加えて、こういう辞典を利用し、自分の語学スキルを補正していくことがときおり必要になる。でもそれは、学習段階としてめんどくさくも楽しいステップだと思う。大なり小なりプロとして動き出すと、「うわぁ!」と頭を抱えて訂正に奔走するという、しょっぱい局面も追加されるので。

    もちろん、文芸や実務翻訳で現在ばりばり頑張っていらっしゃるかたにとっても、ひょっとしてあるかもしれない取りこぼしをフォローするのには使えるし、クリーシェまたは引用系の表現にアンテナを働かせるコツをつかめると思う。わりとタイトルどおりの内容だからか、ちょっとまどろっこしくて、「こんな感じかなあ」と思ってしまったところも多いけれど、じっくり読むとやっぱり、「うわあぁぁぁ!」と自分に降りかかってくる部分がありそうなので、うすら怖い本なことは間違いないです、はい。

  •  この本には英語の誤訳をしないために何が必要なのかが書いてあります。ベテラン翻訳者が誤訳を防ぐために、あるいは発見するために必要なことが書いてあるので興味がある方はぜひ読んでみて下さい。
    (匿名希望 外国語学部 外国語)

  • 宮脇孝雄のエッセイを読んで、面白い!と思ったので、、、、

    研究社のPR
    「誤訳をしないためにどんなことが必要か?
    ベテラン翻訳者が、誤訳を防ぐために、あるいは発見するためにしなければならないことを、数多くの実例をあげながら丁寧に解説。
    『翻訳の基本』『続翻訳の基本』の著者による、翻訳者必携の「英和翻訳基本辞典」、ついに完成!」

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