XKHOME特別編集9 20世紀建築の巨匠 (エクスナレッジムック X-Knowledge HOME特別編集 No.)

  • エクスナレッジ (2007年8月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767806242

XKHOME特別編集9 20世紀建築の巨匠 (エクスナレッジムック X-Knowledge HOME特別編集 No.)の感想・レビュー・書評

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  • 以下引用

    丹下さんもコルビジェも、非常に個人的なものから出発して、それが高じて得体の知れないものに行ってしまう。そのギャップが好きなんですよね。それが最後はみんなの集まってくる場所になっていく、そういう力が建築にはあるんじゃないか。

    個人からなにか特殊な世界ができるんじゃないか

    判断基準をどこに取るかー良し悪しの根拠が大きな歴史の総体のなかで決まっている

    建築とは人間を包む空間だという。では空間とは何なのか、。光だ。だから光が人間を包むように作る。

    カーンはそういう借り物の言葉を使うことは一切なく、全くの日常語を普通の人が考えるように使っている。それで彼は静かに、言葉を丁寧に言おうとしますから、言い淀んだり、繋がったりします。

    言葉と物とには越えがたい大きな溝がある。本質的に次元が違うわけですから。しかしカーンはそのふたつをなんとか繋ごうと努力することに、大きな意味があると考えた。

    物を作っている人間は言葉を使わないで、物だけ作ってゐれ合ううという言い方もあるのですが、カーンの考え方はそれとは違っていて、溝があるだけに言葉はより正確に発しなければならない。

    カーンの作り方や考え方は、時代の流れをうかがったも場当たり的なものではない

    彼が大器晩成ということの理由も、時代を意識しなかったから

  • 「巨匠」と一言で括るのは非常に難しいですが、無難なメンバを揃えています。所謂「3大巨匠+1」のフランク・ロイド・ライト、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、ヴァルター・グロピウス、北欧系のグンナール・アスプルンド、アルヴァ-・アールト、最後の巨匠ルイス・カーン、別格級のアントニ・ガウディ、そして日本を代表する丹下健三、というメンバです。

    最も面白かったのが「巨匠に迫る 鼎談/伊東豊雄×藤森照信×藤本壮介」というディベートで、「何が巨匠の条件か」という絶対の正解などあり得ないテーマに関して自由闊達に議論しています。生活の原理を語りつつ、豊かさや記念碑性を持っている建築を作れるのが「巨匠」の条件ということになっていたと思います。また、一般大衆に受けが良いのが ガウディ>ライト>コルビジエ>ミース>グロピウス の順になっているという指摘も納得。コルビジエやミースがモダニズムという時代と流行をリードしつつ一緒に行動していたのに対して、ガウディやライトは自分一人で時代を作ろうとしていた、という指摘も納得。(だからライトが好きなのですが。) ただ、伊藤氏のライト批判はちょっと納得いかなかったですが。

    20世紀の建築の流れを理解するには良い本だと思います。

  • 世界の名だたる建築家の作品がハイライトで紹介されている。<br />しかも大判サイズなので、写真が映える!ル・コルビュジエフランク・ロイド・ライトミース・ファン・デル・ローエアントニ・ガウディヴァルター・グロピウスグンナール・アスプルンドアルヴァー・アアルトルイス・カーン丹下健三これらの建築家の代表作が網羅されてるけど、逆にそれぞれにページ数が割けないのでやや中途半端さを感じる。<br />とっかかりには良い一冊かもしれない。

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