バフェットの株主総会

制作 : 黒輪篤嗣 
  • エクスナレッジ (2009年1月23日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767808192

バフェットの株主総会の感想・レビュー・書評

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  • オマハに飛行機で行くまでの苦労話とか、ブログの旅行記風で少し冗長(実際に総会の様子を描写し始めるのがP80からだから、、長い)。
    オマハでの株主総会が9:30から15:00まで50近くの雑多な株主からの質問に答えるというものだから(その後議決関係がまだ続く)、株主総会がそもそも冗長なのだけど。
    再保険やメーカー(レンガ・塗料・プレハブ住宅・キャンピングカー・下着・断熱材・靴・掃除機・台所用品・歌詞・絨毯)、アイスクリーム販売、ネットジェッツ、雑貨店チェーン、工作機械、宝飾など、子会社のグループが膨大。粗悪なものを安く、ではなく良いものを手ごろな価格で。これと思えば、できるだけそれにつぎ込む。分散投資よりも、自分が今それを買う理由で論文が書けるくらい対象をよく調べ、知ってから投資する。
    そういうスタンスの投資なんだというのが全体からは読み取れて興味深かった。


    ・「空売りがいけないとは思いません。ただ、それで食べていくのは、たいへんでしょうね」。
    そのとおりだ。株式市場は、長期的には上昇傾向にある。それゆえ、株価の値下がりを見込むというのは、当たる確率の低い掛けになる。

    ・分野からチャンスは生まれない。頭脳からチャンスは生まれる。

    ・もし、相手が”たやすいことです”といったら、それはたいてい、たやすいことではありません。わたしたちはその瞬間に、警戒します。

    ・最も重要なのは、自分に投資するということです。ほとんどの人たちは、自分の持つ能力を最大限には発揮していません。例えば今、自分が16歳で、どんな車でも好きな車を買ってもらえることになったと想像してみてください。ただし、ひとつだけ条件があります。それは二度と車を買い換えることはできず、一生、その車に乗らなくてはいけないということです。あなたならどうします?車のマニュアルを、5回は読むでしょう。オイル交換も、今の倍の頻度でおこなうことになるでしょう。わたしが学生に言っているのは、自分のこともそういうふうに扱いなさいということです。

    ・25年後の石油は、減る。

    ・ウォーレン・バフェットに言われた。”アメリカの良心に訴えかけるな、その偉大さに訴えかけろ。きみにはそれができるはずだ”と。―U2 ボノ

  • "〝どの銘柄を買い、なぜその銘柄を買うのか〟と自分に問いかける。その問いに答えられないなら、あなたは投資家ではない。

    〝なぜ自分は現在の価格でこの会社を買収するのか〟という題で、1本の小論文を書けないようなら、100株を買うこともやめたほうがいいでしょう

    元手が少ないものは、インデックスファンドに全額預ける

  • 読了。76の子会社と25万人近い従業員を、本社わずか19人の社員で運営しているバークシャー・ハサウェイ。この本は読んで良かった。マーケット・投資に対する考え方、種類を整理出来る。「二重の慎重さ、これはバークシャーでは呼吸のように当たり前になっています」バフェットは顧客が全資産をバークシャーに預けていると認識して、それゆえに慎重の上に慎重を敷いている。これがプロというものだろう。この考え方に激しく賛同する。日本の多くの金融機関は「自社に預けている資産は顧客の資産の内の一部である」との認識がベースにあり、この考え方の甘さが運用や管理に対して責任感を欠如させ2流の域を出れない。金融マンは顧客の資産全てを預かっているというくらいの責任感で運用に関わらなくてはが無ければいけないと思う。そんな事を考えた一冊。何回も読む事になるだろうし、より多くの人に読んでもらいたい!!

  • 1002

  • ネブラスカ州オマハでは年に一度世界で最も有名な株主総会が開かれます。

    ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイの株主総会がそれ。

    ネブラスカ州オマハでは年に一度世界で最も有名な株主総会が開かれます。

    ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイの株主総会がそれ。

    本書では、著者が参加した07年と08年のバークシャーの株主総会の様子が克明に描かがれてます。

    まずこの本はよくありがちな”バフェット称賛本”ではないですね。

    投資の失敗談や、バークシャーの抱える問題点も過不足なく書かれていて、数あるバフェット本の中でもちょっと異彩を放っているなと。

    今回の金融危機における損失でバリュー投資家としてのバフェット氏の評価は著しく下落してしまいましたが、そのような世間の風評を気にせずあいかわらず本人はその投資スタンスを貫いているのが素晴らしいですw

    読み進めていくうちに投資家バフェットよりも、人間バフェットとしての軸の振れのなさが鮮明になってきます。

    ゆえに株式投資に興味の無い人でも楽しめる内容になっているのではないでしょうか。

  • ウォーレンバフェット率いるバークシャーハサウェイの株主総会の潜入ルポ。
    バフェットさんの投資スタイルは理解していたつもりだったが、本書によりより単なるバリュー投資ではない深さを感じた。

    バフェットさん&マンガーさんの人生哲学もとても含蓄がある。

    七つの大罪のなかでいちばん悪いのは嫉妬」
    「欲しいものを手に入れるいちばん確かな方法は、欲しいものにふ
    さわしい人間になろうと努力すること」
    「小さなことで規律を破ると、大きなことでも規律を破るようになる」
    「あなたの最高の財産は、あなた自身」
    「人生でいちばん重要な仕事は、子どもを育てること」

  • ■投資家の目的
     「投資家の目的とは、5年や10年、または20年後、実質的な収益がほぼ確実に伸びると見込めるビジネスの一部を、合理的な値段で買うことに尽きます。時間をかけても、そういう基準を満たした会社は、あまり見つからないでしょう。ですから、もしそういう有望な会社を見つけたら、その株は大量に買うべきです。」

    ■バフェットの成功の秘訣
     一語に尽きる-"合理的"だ。

    ■バフェットの投資原則
     「第一の原則は、損をしないこと。第二の原則は、第一の原則を忘れないこと。」

    ■投資家として成功するためには?
     「手当たりしだい、本を読むこと」

    ■バフェットの後任候補
     「長いあいだには、市場ではとんでもないことや、ときには奇妙なことさえ起こるでしょう。大きな間違いを一度犯しただけで、それまでこつこつを積み上げてきた成功がいっぺんに崩れ去ることもあります。
     ですから、前例のないことも含めて、重大なリスクを見抜き、避けることのできる力が生来備わっている人物が、私達には必要です。」

    ■バークシャーの子会社経営者への手紙
     「損失を出すことは許せます。たとえ、莫大な額であってもです。会社の名誉を傷つけることは、許せません。たとえ、わずかな傷であってもです。情け容赦ない優秀な記者に記事を書かれ、全国紙の一面に掲載されても恥ずかしくないことだけを、わたしたちの会社はするようにしましょう。」

    ■実直な道徳家、マンガー
     「欲しいものを手に入れる一番確かな方法は、欲しいものにふさわしい人間になろうと努力すること。」

    ■コミュニケーション能力
     「書いたり、話したりする能力は、きわめて大切です。コミュニケーションの能力は、最強の武器になります。若いうちに、多くの人と接するべきです。成長を余儀なくされるような環境に、自らをおくべきです。同じ悩みを抱える者たちと付き合うとよいでしょう。」

    ■財産
     「あなたの財産は、あなた自身です。自分しだいで、どういうん人間にもなれます。私達は学生たちによくこう尋ねます。クラスメートの一人にだけ投資できるとしたら、誰に投資しますか、と。容姿のいい者でも、頭のいい者でもありません。いちばん実行力のある者です。」

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