ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由

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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767811802

感想・レビュー・書評

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  • その理由は努力。テクニックをマスターする努力。

  • 自分の記憶力の無さは、ホントに呆れるくらい。この本に何かきっかけがあればと思い手に取った。
    この本で描かれているのは日常というより、競技に重きをおかれていた。記憶の宮殿は使えそうだが、日常では活用はしづらそうだと思った。
    普通のジャーナリストが記憶力で全米チャンピオンになる過程は物語としてとてもおもしろかった。

  • TEDにも登場されましたね。

  • 記憶術と記憶の不思議についてのノンフィクション。

    記憶術というものがあるのは知っていたけれども、それをかなり詳細に解説している本を読んだのははじめてで、かなり楽しむことができた。「記憶の宮殿」メソッドや、記憶術の歴史、記憶力コンテストに参加する人々など、興味を持てる題材がこれでもかと出てきて、是非とも学びたいという気持ちにさせてくれる。

    特に、詩の記憶に関しては心惹かれるものがあった。私は本当に忘れっぽくて、これまで読んだ本の内容も忘れてしまうほどだけれど、詩を記憶するように小説も記憶できれば、もっと人格的に優れた人間になれるかも……という気にさせてくれる。でも、詩の記憶は難しいらしい。残念。

    記憶、という身近にしてほとんど分かっていない分野について、生物的なところから文化的なところまで、ほぼ網羅的に語られているところも良かった。記憶力に悩みがあるのなら、一番最初に読むべき本かもしれない。

  • 記憶力を鍛えるには訓練と方法論が大切であり、イメージを持つことが大切だということにようです。

  • これさえ読めば今から司法試験勉強して39歳の印刷会社社長兼弁護士って新たなステージに上れるのではと欲出しまるで読み始めましたが、結論、まあ何と言うか、ん~、やっぱり今の仕事一本でがんばりますって感じです。
    『記憶の宮殿』ってのがキーワードなんですが、そう、『宮殿』なんですよ、『宮殿』。自分の頭に中に宮殿を作って記憶したものをそこに放り込んでおく、そして必要な時にその宮殿へ行き必要な記憶を取りだす、、、全て自分の頭に中での動きですよ、これ。ん~なもん、できるかボケ!って、まあ冗談で、確かに言ってる事は分かるんです。ただ、このやり方は受験勉強にはあまり使えないかな、いや、使えない事はないんですが、私自身『宮殿』は持っていなかったんですけど、一つの方法論としてはこのやり方を使っていたなあとプチ実感^^
    で、その『記憶の宮殿』内に記憶したい物を格納する場合には、その場所でそういった濃密なイメージを作り、今までに見た事がない、印象に残る情景として描く、そのイメージの描き方は、下品な発想が役に立ち、進化の過程で私達の脳はジョークとセックスの二つの事柄をとりわけ面白く感じ、記憶に残すようにプログラミングされているんだと、、、つまり、日本史の年号を覚えるには”下ネタ”が最高っつーことなんですよ、どうですか皆さん!!
    ですから私もここでは言えないくらいの恥ずかしいゴロ合わせで年号を覚えたからこそ、今があると思ってるんですが、それプラス馬鹿デカイ『記憶の宮殿』を自分の頭の中に作って上手く格納する事が出来ていれば、こんなとこでブックレビュー書いている暇はなかったんですよ!奥さん!
    因みに宮殿と言いながら、大げさに考えず自分の家でいいんですよ。例えばこの本にもあったのですが、15項目のまとまりのない物を覚える時に、自分の玄関にAがあるのをまずイメージし、扉を開けるとBがぶら下がっているのをまたイメージし、普段見慣れた家具などを利用してそこに記憶したい物に下品な情景をプラスして当て嵌めて行くって感じで15項目覚えちゃうんですよね~意外と出来ますよお前ら。
    結局、作者が訴えたかった事は記憶とはテクニックであって、練習によって”記憶術”はアップするが、それは”記憶力コンテスト”用であって実用性はないと言うております。ん~残念ですね~俺涙目wwwwww
    って、注意しなければならないのは、この本はハウツー本でなく、作者さんの実話を元に記憶に関するオモロイ人などを紹介しながら、淡々と優勝までの道程を語り継ぐ内容ですので、あまり期待しない方がよろしいかと、、、
    という事で、未だに人の名前を覚えるのが苦手な私は、これから出会う人達に対してはこっそり下品なイメージを作って勝手に記憶する為に舐めるように女性を見ますが、そこんとこ宜しくお願い致します。

  • とても興味深い

  • Courrierで特集されていたので、読んでみた。記憶力のメソッドを教える本というより、記憶力のトレーニングについて体験取材を試みた筆者が、徐々に実力をつけて、大会で優勝してしまうまでを、メソッドの概要や研究の歴史などとともに語った作品。

  • 記憶力が良いと言われる人は努力によって生まれるということがわかる。記憶を絵と結びつけることで覚えやすくなる。
    初生雛雌雄鑑別士という職業があることを初めて知った。日本の学校は非常に優秀らしい。これのおかげで安く卵が食べられる。受講は25歳まで。

    参考文献
    ヘレンニウスヘ
    クインティアヌス「雄弁家教育論」
    キケロ「弁論家について」

    2024/3/2
    読んでいたことを忘れて再度読んでいる。
    このタイトルの本を再読していることに笑った。

    新しい技術を獲得する3段階。一つ目は認知段階、二つ目は連合段階、三つ目は自律的段階。
    自律的段階になると自分がコントローンしているという意識がなくなる。脳内の意識的な論理思考の活性が低下し、別の部分が活性化する。それがプラトー状態。上達が止まる。
    それを克服するには部分的な改善を集中的に行う。

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