20世紀 世界の名作住宅

制作 : Dominic Bradbury  Richard Powers 
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767814582

作品紹介・あらすじ

本書では、建築家が設計した世界で最も影響力の大きな住宅100作品を紹介している。ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエといった巨匠から、安藤忠雄やレム・コールハース、ヘルツォーク&ド・ムーロンなど現代建築の巨人まで、20世紀建築の傑作の数々を選りすぐっている。本書は見事な建築作品を、建築家や施主をめぐる奥深い物語と共に伝えていく。充実した文章と、撮り下ろしを含む生き生きとした写真、多くの平面図とドローイングによる解説のほか、参考文献目録や索引などの情報も提供する。

感想・レビュー・書評

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  • ルヌガンガ(バワ)が圧倒的に好きだな。

    モダンでシャープなんだけれど、使っている素材は自然や風土に根ざしたもので、全体として引き締まりつつも、柔和で温和な印象を持つ。その調和が絶妙なんだろう、決して野暮にはならない、洗練されたバナキュラー。自然素材によって構成されつつも、理知的な強度も共存させている、そういうところに惹かれている。

    アールトも同じようなところがあるけれど、もうちょっと削いだ感じがするというのか、プロダクト的要素や、‹人間›の度合いが、自然よりも強い気がする。だから、全体の印象としては、バワよりも、知性的・理知的な印象を抱く。そこが少し僕には、近寄りがたさを感じてしまうかな。自然と繋がっているというよりは、環境を「外部」にして、その上での人間の居心地を優先させているという印象。

    ただ、‹シャープだけど、温かい›とはいえ、オキーフのそれとか、ヨーガンレールの家ともまた違うので、ここらへんは按配がいるし、それを醸す方法もいくらいでもあるんだろうなぁ。

    骨格や構成原理としては、知性や理論、洗練がありながら(西洋的)、しかし表出する外面には自然が前面に出ている(東洋的)という感じかな。建築に限らずこれからのグローバル社会においての一つの指針になるんだろうな。宮沢賢治の詩のよう。

  • 読んでいて楽しい一冊だった。住宅の名作が写真入りで100作品も紹介されていて読み応えもある。この本、本棚に置いてたまに眺めたいなぁ・・・!

  • 読了

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