シンプル脳育術

  • エクスナレッジ
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767814742

感想・レビュー・書評

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  • 研究者の方に失礼だとは思うが、決めつけ口調が少し気になる。子どもに良い教育をと考える親はいろいろやりすぎる・・・みたいな。脳のことは研究においてもわからないことが多いのはわかるが、「かもしれない」が多い。純粋に知りたい気持ちで読んでいる者には、すっと結論だけが欲しいと思ってしまった。何をすべき?ということだけ知りたい人は3章以降を読めばよさそう。3章以降は具体的なアドバイスが多く、子どもの年齢に合わせて取り入れられそう。小さい子どもの脳育をイメージしていたけれど、思春期までカバーしている。しかし、筆者の勧める脳に良い生活習慣(親が子どものためにするべきこと「早寝・早起き・朝ごはん・読書・適度な運動」を身につけさせるには早い方がいい。脳育は単に頭がいいってだけでなく、心身の健康にもつながっているから。親向けだけれど、お母さん、やってあげてねって感じで、私って本当に心が狭いから、なんでお母さん(女性)ばっかり!って思ってしまうけれど、素直にこれ、気をつけてみようということが見つかりました。


    覚えておきたいポイント
    子どもがやることをとことんやれることが大事
    親がやらなければならないシンプルルール「早寝・早起き・朝ごはん・読書・適度な運動」(12歳までは特に。できれば生涯の習慣になるように)
    セロトニンは朝の光で作られる。腸内環境も大事。おだやかな心を作り、うつになりにくくする。
    ~3歳は母語形成期。母語でたくさん話しかけることが大事。いたずらは実験。怒るときは怒るけれども、あまり抑えつけない方が良い。
    叱るよりも経験させる。夕方5時になってもまだ遊びたいと言って帰ろうとしない。まずとことん付き合い、おなかをすかせていてもご飯の準備中待たせ、「遅くまで遊んでいると、夕飯を準備する時間が遅くなり、おなかがすいたまま待つ時間が増えて辛いんだ」と理解させるなど。
    大人が過剰に子どもを褒めてしまうと、子どもは好きなものを冷静に選べなくなる。

  • 2013.5.6

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