片づけの解剖図鑑

著者 :
  • エクスナレッジ
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本棚登録 : 965
レビュー : 100
  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767816692

作品紹介・あらすじ

片づけの解剖図鑑は鈴木信弘さんの片づけに関する著書です。収納面などから家の間取りなどを考察、提案してくれる本です。テーマごとに分かれて書かれているので見やすく読みやすいです。イラストで書かれていることも読みやすい点のひとつです。収納を考えている人のために片付けられる家をつくることができる本になっています。

感想・レビュー・書評

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  • 片付くためには何が必要か。
    設計時点からの工夫が必要であるという視点。
    たとえが面白くわかりやすい。イラスト多用で視覚的にもわかりやすい。全てを取り入れられるわけではもちろんないが、応用できるかもという発想も含めて、非常にタメになり、そしてなにより、知らないことばかりでとても面白かった。

  • 片付けのノウハウ集、ではありません。
    「家が散らかる理由を、建築学的観点から解き明かす」本です。
    新築、リフォーム、模様替え、などを考えている人には参考になります。なるほど、と思う指摘がいくつもありました。

    たとえば「土足の空間が欲しくなる」という指摘。
    マンション住まいなのですが、玄関ポーチがついています。
    ベビーカーもないし、アウトドアもしないし、自転車置き場は別にあるし、最初は「無駄な空間」だと思っていました。

    それが、いざ住んでみると、ダンボールや古紙の一時的置き場として大活躍。冬場の「みかん箱置き場」としても大活躍。

    これは良かった例ですが、キッチンでは「布類の置き場」にずっと困っています。収納は多いけれど、設計者は「布類」までは考えなかったのだろうなーと思いました。

    すべてのモノに場所が必要、というのも頷けました。
    散らかる要因は、場所が定まらないこと、定めた場所へのアクセスが悪くついそのへんに置いてしまうこと、が大きいです。

    音が響きすぎる場合は、フローリングにラグマットなどを置くと良いことも知りました。

    自分には必要ない部分もありましたが、読み物としても工夫されていて、読みやすくて短い文章、適切なイラスト、ちょっとコミカルな「トイレ進化論」や「布社会の上下関係」イラスト説明図、などなど、飽きずに楽しく読めました。
    実用書系で「読んでいて笑える」ことはあまりないので、その点も良かったです。

    後書きで、著者は「溜め込む系」であり、それは血筋らしいとの見解を目にして、私も同じくなので、親近感もわいた次第です。(そこからは脱出予定ですけどね!)

  • 片づけ以前の「家をどのようにつくっておけば散らかりにくいか」について書かれた本。ものは置き場所を決めておかないと散らかるといいますが、家を建てる前に、どんなものをどこらに収納する必要があるのかを想定しておかないといけないということがよく分かりました。例えば、外にも中にもおけない、土のついたもの、たとえば、新鮮な野菜だったり、濡れた傘、ベビーカー、アウトドアの道具、これらをしまう土間や下屋などを用意しておいたほうが便利だそうです。またソファーなら、座ったり立ったりしやすいように周囲に空間が必要で3畳ほどのスペースをとることも。窓がたくさんあるより、壁がたくさんあったほうが、ものを置きやすいそうです。この本にあるようなことを考えられている家に住みたい。ということは、作者に設計をお願いすればいいのか(笑)

  • 家を構成するもの(玄関、リビング、押し入れなど)の役割を踏まえて、そこにおさまるもの(衣類、ソファ、コレクション、ペットなど)がどのようにあると快適に暮らせるか、をイラストで分かりやすく分析した住まい解説書。
    すでにモノが溢れているので片づけたいという人よりは、これから家にモノをおさめるにあたって、何を買い、どのようにおさめようかと考えている人には特におすすめ。あと家探ししている人、リフォームを検討している人、純粋に間取りや収納方法を見るのが好きな人も参考になるかと思う。

  • この本欲しい。とても参考になった。家をたてるなんて考えもしなかったことだけど、この本をみると、片づけしやすい家を建ててみたくなった。

  • これまでに読んだ「片づけ方」でもなく「収納のしかた」でもない、「片づけやすい家づくりのしかた」を書いた本。
    本文のシュールでのほほんとした雰囲気がなんだか好き。
    ただ、この本・・・家を建てる前に出会いたかった。。。
    これから家を建てる人にオススメです。

  • いわゆる実際の片づけ本と違って、設計の段階から片づけを見てみようという本。
    なるほど〜
    これは参考になる。なるけど、これを参考に家を作ってもまた片づけの悩みは出てくるのだ。なぜなら、家族というかソコに住む人達は有機体だから。常に変わっていく。

  • 建築の観点からの収納参考書。
    断捨離などの片付けの本とは、趣きは違う。

  • 収納という機能に限って言えば、窓は大きければ大きいほど頼りになりません。
    リビングのなかには日常生活で使用する“ちょっとしたもの”がたくさんうろついている。それらは不思議なことにみなリビングのテーブルを目指して集結してきます。
    →ソファのそばにサイドテールや、ローチェストを置くと解決する。
    アイランドキッチンの周囲には壁がないので収納スペースの絶対量が確保できない。背面には収納が必要。
    2017.5.17 P45まで読了

  • 片付け方の本かと思っていたら、そうじゃなくて、建築士の人が書いた片付けやすい間取りについての本だった。
    どちらかというと、これから家を建てる人や家を探す人向けの本。
    私はこれから建てたり引っ越したりするわけでもないので間取りは現状からどうしようもないんだけど、イラストも多くてわかりやすくて面白かったし、こういう本をあまり読んだことがなかったので読んでみた。
     
    ルイス・カーンが手がけた名作住宅の一つ「フィッシャー邸」に著者が訪ねて行って、実物を見せてもらったら、フィッシャー邸は生活に必要な家事機能や収納機能の大部分を地下に集約していて、地上階をいつ写真を撮られてもいいような〝よそ行き〟の生活空間にできていたことがわかり、そして著者が20代の頃の雑誌では、どれを見返してもフィッシャー邸の地下室は存在しないことになってる、というエピソードが面白かった。

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