間取りの方程式

著者 :
  • エクスナレッジ
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767818603

作品紹介・あらすじ

間取りという問題を解決に導く『方程式』を駆使しながら、ベテランの設計者たちは日々、目の前の案件と格闘している-心地よい空間づくり、暮らしを愉しくする間取りづくりに欠かせない「プロのやり方」を、25の視点でセオリー化した、家づくりの"公式"ルールブック。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の中でちょっとした「間取り」ブームなので、
    「間取り」系の本を色々と読んでいます。

    この本は、建築設計の実務家兼大学で建築学科の学生を教えている著者が
    「間取り」の方程式(ノウハウ)を分かりやすく書いた本。
    イラストや写真も豊富で、自分のような素人でも9割くらいは理解できます。

    この本を読んで、素人なりの新しい発見は、
    「間取り」って平面(二次元)で考えるものではなく、
    立体(三次元)で考えるもの、ということ。
    さらに、色々な基本方程式を教えてもらったものの、
    他の本の間取りと比べると、セオリーから外れていることもチラホラ。
    結局、唯一の絶対解はなく、考え方や哲学も人それぞれ色々ってこと。
    それがまた「間取り」の魅力の一つです。
    何だか現代アートに通ずるものがあるなぁ、と感じた次第。。

  • ああ、自分の好みの間取りで家が建てられたら(いいなぁ)と思いつつ手に取った本。間取りの前に、敷地から、なんだね。総合的に調整する能力が必要だわ。

  • ・先ずは建物は四角の総二階から考えるのが大事。
    ・455mmは使える。
    ・窓は隅に設置
    ・玄関、階段は近くにして無駄な廊下は作らない。

  • 間取りの考え方のセオリー

  • 間取りの今時。
    空間の考え方が参考になる。
    豆腐に見立てて抜くとか引っ張る発想は3Dモデリングみたいでおもしろい。
    結局、その視点が必要なんだろうな。

  • 住宅の間取りを考える上での基本的なことを述べた本。第1章から
     設計課題で間取りが上手な子から教えてもらった本で面白かった。特に第2章と第3章が参考になるなと思った。第2章はゾーニング的な話で、駐車場、庭木、家屋の位置関係や動線をクローバーのように計画するなど配置を考える上で必要なことが書かれていた。第3章はより具体的な話で間仕切りの必要な所とそうでない所、内と外の間の中間領域、人が少し休めるだけのたまりの作り方など、より生活を充実させるために必要なことが書いてあった。
     これを参考にして生活のしやすく魅力ある間取りを考えられるようになりたいな。

  • 今までこのシリーズを読み続けたけど、より一戸建て建てる人向け、又は、建築学科の学生に特化した感じだったかな?

    窓の場所、土地の選び方、こう言う風にするといいよ。とか。

    建売住宅は見事にその場所にぴったりの。というよりは沢山同じの建てて安く仕上げる分、たまにひどい条件のものがあるよ。とか。笑

    建売住宅は決まった形をボン!とそこに持ってくるから、やはり応用が効きづらいらしい。

    プロの目から見て、これはひどいなぁ。という建売があるらしい。笑

    そうなんだ!!

    だから、何個か同じ形が連続して建ってて売ってる家も場所によって当たり外れがかなりあるから、最低限の知識を持って家探しに行ってください。

    的な本でした。笑

    なるほど、そう言う目線でもって建売見てみようかな?と、思う一冊でした。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50019510

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 家を建てるときに参考にしたい。図だけでなく、実際の部屋の写真もあってイメージしやすかった。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。一級建築士。法政大学デザイン工学部兼任講師。
1990年早稲田大学理工学部建築学科卒業(卒業論文・卒業設計の指導教授は都市住宅の大家・鈴木恂氏)。'90~2003年大高建築設計事務所に在籍、メタボリズム建築の巨匠・大高正人氏に師事する。'04年i+i(アイプラスアイ)設計事務所を設立。暮らしが愉しくなる間取り・高い居住性能・オリジナリティあふれるデザインを三位一体でまとめ上げる設計手法で一躍脚光を浴びる。主催する家作り情報サイト「住まい手の立場から住宅を考える。」は、1,000ページ以上に渡る豊富なコンテンツでプロアマ問わず好評を博す。'11年より法政大学デザイン工学部兼任講師に就任、間取りの考え方だけでなく、建築構造、断熱・通気設計など木造住宅の設計に欠かせない実務上のノウハウを、将来を担う建築家の卵たちに指導している。
著書に4万部を突破した『間取りの方程式』(X-Knowledge)がある。

「2017年 『新米建築士の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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