ネコの看取りガイド

著者 :
  • エクスナレッジ
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767819785

作品紹介・あらすじ

うちのネコに長生きしてほしい!最後まで幸せでいてほしい!ご長寿ネコとの「暮らし」と「お別れ」がこの1冊でわかる。終末期における、食事、排泄、運動など、日常のお世話から、病気のこと、そして臨終前後のことなどについて最期の3ヶ月を迎えた愛猫に何をしてあげたらいいのか、そして、「看取り」に関することを分かりやすく図解しています。

感想・レビュー・書評

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  • 以前、服部先生が『情熱大陸』で特集されていたのを観ました。
    その時の人柄や猫さんに対する接し方や考え方、とても親しみを抱きました。

    その後、うちの猫さんが病気になり、治療方法や先行きのことが不安になり、精神的にまいっていたら、偶然この本を見つけ『情熱大陸のあの先生だ!』と即購入。
    番組の中でも仰っていた「(一番の理解者である)飼い主がその子を想って下した判断なら、すべて正しい」という言葉に、とてもとても勇気づけられました。
    この言葉を胸に、これからの闘病生活を猫さんと一緒に送っていきたいと思います。

  • 服部先生の優しい言葉にじーんと来ました。うちの看取り方、案外悪くなかったんじゃないかな?と思えました。お世話した猫たちが、我が家に来たことを喜んでくれていることを願わずにはいられない…
    そして書いてある内容が本当に、いまお世話になっている獣医さんのアドバイス通りで、本当にいい先生に出会えたなぁとしみじみとしながら読んでおりました。ありがたい。

  • 生活面・環境面で気にかける点や体の変調のサインの解説、薬の飲ませ方の図解など老年期に限らずとても役立つ情報が整理されています。
    「看取りガイド」というタイトルですが、一緒に暮らす猫が(子猫の頃は気にかける点も異なると思うので)成猫期(3歳~)に入ったら読んでおいてもいいのかなと思いました。

    最近、実家の猫(15歳)が毎日病院で点滴を打つようになったのがきっかけで(まだ正直考えたくはないけれども)今後のためにと読みました。
    これまでに2匹の猫を看取って、そのたびに「これでよかったのか」と後々まで考えてしまっていたけれど「これまで愛情を注いで育てたなら、飼い主が一番良いと思った決断が猫の幸せにつながる」の一文でフッと救われた気持ちになりました。

    余談ですが、著者は猫専門病院の院長先生なんだなーと思いながらふと著者近影(?)を見たら、こないだ『情熱大陸』に出演されていた先生でした。

  • ねこの最後をどう迎えるか。。。。
    家族でも考えはそろわないし、猫は意見できないし、、、
    その子に合わせてご飯を用意したり、よく見て飼い主が責任を持たないといけないですね。

  • 想像するだけで泣ける…。
    しょーじが11歳になるところで、性格悪いしデリケートだが病気知らず、まだまだ元気で長生きしてくれそうだけど。
    エコひいきだけど、1番好きなぶんたん、あたしが死ぬ時、一緒に逝きたい(;_;)

  • 年老いた猫のケアの方法、病気の見分け方、終末期の過ごし方など、考えたくないけどいつかやってくる日のための心の準備ができる。

  • 「高尾にゃんさえまだ4歳なのに!」って思うかも知れないが、今のわたしは猫を失うことが怖くて怖くて。ということで、まだまだ先の話だとは思うが、心構えは長ければ長いほどいいよねと思って、この本を購入。

    読んでみると何よりもイラストがかわいい!といっても手放しでかわいい絵ではなく(誉め言葉です。わたしはただかわいいだけの猫の絵はあまり好きじゃないから)、あの猫のふてぶてしさ込みの何とも言えないかわいらしさをよく表してる。こんな猫の絵が描ける人って、多分やっぱり猫好きさんなんだろうな。ページをめくるたびに中身を読むよりまず最初にイラストに目がいってしまった。

    中身は主に老猫に対して気をつけること(病気のサインとか世話の仕方)なんだけど、日々チェックという点においては、今のうちから始めておいても全然構わないだろうと思った。


    「長い時間を共有した飼い主は、愛猫の一番の理解者です。その子を想って下した判断なら、すべて正しいです。」

    って書いてあったけど、そうなのかな~。それはそのときが来てみないと分からないよね。もちろん悔いは残したくないけど、老衰ならともかく病気が原因で死なせたとしたら、多かれ少なかれ後悔しそうな感じがする。

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著者プロフィール

「東京猫医療センター」(東京都江東区)院長。「ねこ医学会(JSFM)」副会長。
2005年から猫専門病院の院長を務め、2012年に東京猫医療センターを開院。
2013年、 国際猫医学会からアジアで2件目となる「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドレベルに認定される。東京猫医療センターの1年間(2022年)の猫の診察件数は、1万8000件以上。

「2024年 『猫の病気のサインがわかる図鑑 〜体調不良や痛みを見逃さないために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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