世界10000年の名作住宅

著者 : 菊地尊也
  • エクスナレッジ (2017年3月23日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767822846

世界10000年の名作住宅の感想・レビュー・書評

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  • 紀元前から人類が住んでいた住宅の外観写真と内部構造。
    基本的に建築家が有名なものは後半。
    竪穴式住居なんかもあるし、ゲル、舟宿、など世界各地のものが解説付きで纏められていて、ある意味人類史になってると思う。

  • 「住宅」に焦点をあてて、木と草だけでできた素朴な狩猟時代の住居から、カッパドキアのような洞窟住居、イギリスのマナーハウスからモダニズムの名作、藤森照信の一癖ある住宅まで、1万年にわたる世界中の住宅の変遷を紹介している。

    最初からぱらぱらぱらーっとめくっていくと、その長い歴史が体感できて面白い。
    極論を言うと、住宅は、木や土など自然素材でできた装飾のない風土に根差した住宅→石造りの華美な装飾を施した住宅→白くて四角いシンプルな住宅、と変遷してきたのだなと思う。もちろん、土地によって違いはあり、種類は多様ではあるのだけれども。
    時代という縦軸と、地域差という横軸がよくわかる一冊だ。

    近代になると「名作住宅」という言葉が生まれるけれど、近代以前は住宅は力を入れて作るものではなかったはずで(貴族の屋敷はのぞいて)だからこそ、住宅という視点で世界の建築の歴史を追うというのが面白かった。

    特に、外国ではかなり昔から三階四階建ての住居があったのだと改めて思った。地震大国の日本からしたらちょっと信じられない。こういうところにも、土地の個性を感じる。

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