世界一の豪華建築バロック

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  • エクスナレッジ
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767823188

感想・レビュー・書評

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  • 西洋建築の中でもとりわけ教会や聖堂や宮殿が好き。バロック建築は16世紀末の「カトリック改革」の建築・芸術における表出だそうだ。ローマからイタリア及びヨーロッパ各地へと広まり、イエズス会などによるカトリックの布教活動によって、中南米、インド、中国へも広まった。1660年代以降、ヴェルサイユ宮殿に代表されるフランスの宮殿建築「王権のバロック」がヨーロッパ各地の宮廷建築を主導するようになった。中世・近世の建築様式にはロマネスク、ゴシック、ルネサンス、ロココもあるので他の様式も見てみたくなったのと、かつてのスペイン領が多いと知ったので(本著だけでもペルー、パナマ、キューバ、メキシコ、ボリビア、コスタリカ、フィリピン、グアテマラ、エクアドル、アルゼンチン)、世界史を学び直そうと思った。ローマ、マニラ、ウィーン、バチカン市国は行ったことのあるところが載っていた。ドイツのヴェルツブルク司教レジデンツはケルンに行ったときに知ってたら絶対行ってたのにな。ポルトガルのサン・フランシスコ教会堂、グアテマラのラ・メルセード教会堂、ドイツのアウグストゥスブルク城館も実物を見てみたい。

    p8
    16世紀初頭、ローマ教皇レオ10世は、カトリックの「総本山」であるサン・ピエトロ大聖堂の修築費用を捻出するために、贖宥状の発売に踏み切った。これに対し、マルティンルターは「95か条の意見書」を発表し、反対運動を行った。のちに、この動きはヨーロッパ全土を振るがす「宗教改革」へと発展する。その一方、教皇側でもトレント公会議(1545-63年)を開催し、教皇政府のかいかくと再編を推進した。このような、動きを「カトリック改革」と呼ぶ。パリで1534年に発足したイエズス会の活動が代表的なものである。

    p29
    バシリカとは、教皇よりある種の特権を認められた教会堂のことを指す。

    透視図法を駆使した天井画はアントニオ・パロミーノが描いたもので、特定の位置に立って天井を見上げると、天井画の世界と教会堂の空間が一体化したように見える。

  • 写真が大きく見やすい。
    サントドミンゴ教会堂

  • 個人的な嗜好ですが、華美な装飾は好きになれません。

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