歌舞伎の解剖図鑑 (イラストで小粋に読み解く歌舞伎ことはじめ)

著者 :
制作 : 辻 和子 
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767823539

作品紹介・あらすじ

歌舞伎の基本の「き」と楽しみ方がこの一冊でまるわかり!初めての観劇も安心!チケットの取り方から当日の観方まで完全ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • 機会があったらちょっとだけ覗いてみたい、というくらいの気持ちで、大学生の頃から何回かいちばん派手で楽しそうな歌舞伎の演目を時々観に行った。4階席の隅っこから水筒持参でやってきてタイミングよく音羽屋っとか叫ぶお兄さん(そう、おじさんたちだとばかり思ってたら意外と若いのだ)一階の前側の席に陣取る、こなれた和装の熟年女性たち(しかし川を渡る舟のシーンでドライアイスの煙に完璧に埋もれてしまっていた)隣の席で、孫に粋なお菓子やお弁当の食べ方を伝授していたおばあさま、白一色の衣装に金色の烏帽子をかぶっただけなのに、ナイトオブゴールドとレッドミラージュを足したくらい派手で派手で、悔しいけど一流の物に囲まれて育った人には敵わないと思わせた海老蔵。花魁の後ろ姿から背中を反らせて振り返ったときの玉三郎の息を呑むような美しさ(実際その時観客のほとんど全員がほうっ、と息を呑む音が聞こえた。)頭上を飛んでいく鷺姿の猿之助…行くたびに良いものをみせてもらったと満足して帰る。

    このガイド本はちょーおススメ。ニン、ハラ、性根、ケレン、差し金といった言葉が歌舞伎用語だったということや、人気のある演目は要するにヤンキー話であること、あと、ヒーローや魔法使い、お姫様王子様ものにありがちな萌えポイント、正体を隠しているが実は〇〇、という話が多いこと、ストーリーではなく、クラッシックの演奏やバレエのように、約束ごとで決まりきった「型」をどうその役者が演じるのかを観に行くのが歌舞伎鑑賞のキモなのだということを知った。

    今度ワンピース観たいな。

  •  歌舞伎の訳者や演目の紹介だけでなく、化粧や髪形など、この場合はこういうことを表している、というのが比較されながら書かれているのが、分かりやすいしおもしろい。
     この本を見てると、ホント、歌舞伎を観に行きたくなりますー。

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