文学の中の家―『自分だけの部屋』を装飾する方法―

制作 : ベッカ・スタッドランダー  村上 リコ(解説)  富原 まさ江 
  • エクスナレッジ
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767826271

感想・レビュー・書評

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  • 英米欧の名作文学28作品の登場人物たちが語る“家”
    喜怒哀楽&悲喜こもごもな住環境や人間関係、自慢の一品等、
    楽し気に、或いは、シニカルに明かしてくれる。
    第1章 先祖伝来の土地・・・「高慢と偏見」「荒涼館」「嵐が丘」等。
    第2章 狂気の城・・・「アーサー王の死」「ドラキュラ」等。
    第3章 都会の住まい・・・「緋色の研究」「ハワーズ・エンド」等。
    第4章 家族の集う場所・・・「若草物語」「赤毛のアン」等。
    第5章 奇抜な住まい・・・「白鯨」「ライオンと魔女」等。
    第6章 コテージ・小屋・あばら家・・・「罪と罰」「分別と多感」等。
    住民・場所・規模・居住年数、家の概要、住民の語りで構成。
    幕間と結びに・・・物語の登場人物たちの対話。家庭教師や執事等。
    1ページで登場人物が語るものも有り。主要参考文献有り。
    舞台は小説の中の“住居”で、立地や建物、インテリアや庭等、
    説明しています。
    ですが、環境は現代。
    登場人物たちが語る“家”や主人公の内面、それに語り手自身は、
    今風な風潮の中で、彼らの想いがかなり赤裸々に表現されています。
    SNSやブログなどネットの影響、結婚観、ジェンダー、イケア、
    映画や音楽、美術等も。ギャツビーに“こんまり”ですか~。
    児童文学も容赦なし!
    作品を読み込んだ著者の想像溢れる世界は、大胆な発想です。
    但し、思い描く登場人物像と異なる場合もあるので、要注意。

  • 家(住まい)の視点での名作紹介、といった感じかな?
    幕間の名作登場人物の会話もおもしろかった。

  • 原題:DECORATING A ROOM OF ONE'S OWN
    文学とその舞台となる家と土地を集めた

    これを楽しんで読めるのは、それぞれの本を読んでいる人なのか?
    この本をきっかけに、文学作品の方に目が向くのか?

    著者 スーザン・ハーラン susan harln


    先祖伝来の土地
    狂気の城
    都会の住まい
    家族の集う場所
    奇抜な住まい
    コテージ、小屋、あばら家

  • ユーモアに溢れてて(ブラックユーモア)面白かった!
    でも住みたい部屋は…(だってみんな変わった部屋に住み過ぎ!笑

  • 目を瞑って、想像してみたくなりますね、、、

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    ・『高慢と偏見』のヒロイン、エリザベスが恋に落ちたのはダーシー?それとも彼の美しい屋敷?
    ・ ジェーン・エアが語る、理想の家庭教師の部屋とは?
    ・『嵐が丘』をAirbnbに登録しようとしている家政婦ネリーの悩みの種は?
    名作文学の中の登場人物が自らの住まいをブラックユーモアたっぷりに紹介する、「読むお屋敷訪問」。
    映像化作品への目くばせや引用もふんだんに仕込まれているので、映画やドラマのファンも必読です!
    「ここには、対象への熱狂や崇拝というよりは、冷ややかなユーモアがある。
    シェイクスピア、アーサー王伝説、19世紀や20世紀の古典小説、児童文学などの有名キャラクターが次々に登場して、自分たちの家のインテリアのディテールを、作中での描写には正確にもとづきながら、毒気たっぷりに語ってくれるのだ。」
    ――村上リコ(解説より)
    http://xknowledge-books.jp/ipscs-book/BooksApp?act=book&isbn=9784767826271

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