サッカー止める蹴る解剖図鑑

著者 :
  • エクスナレッジ
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本棚登録 : 127
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767828367

作品紹介・あらすじ

徹底的に“技術の可視化"にこだわった
サッカー「止める・蹴る」の教科書

元日本代表・風間八宏がサッカーに必要な真の技術を徹底解剖

サッカーにおいて最も大事な要素である「(ボールを正確に)止める・蹴る」の技術。近年、その重要性が広く再認識されてきましたが、これまで理論立てて解説された教科書はなく、未だ多くの選手、指導者が感覚だけで実践しているのが実情ではないかと思います。逆に言うと伸びしろがまだまだあるとも言えます。

そこで本書では、川崎フロンターレ、名古屋グランパスでプロ選手の技術を劇的に向上させ、独特の言葉と理論で技術指導の第一人者として知られる風間八宏氏とともに「技術の可視化」に挑戦しました。足のどの部分でボールのどこを触れば、正確にボールを止めたり、蹴ったりできるのか。ボールを正確に扱う方法とコツを徹底解剖しました。

「止める・蹴る」を極めることができれば、サッカーはもっと楽しく、強くなる。そんな信念を詰め込んだ本書をぜひご一読いただければ幸いです。

【本書のポイント】
◎「止める」「蹴る」「運ぶ」のポイントをイラストで図解
◎史上初! 裸足の絵だから伝わるボールを正確に扱うコツ
◎最高技術の結晶メッシの「止める・蹴る・運ぶ」を解剖

【目次】
CHAPTER1 止める
インサイド/アウトサイド/止めてターン/浮き球
CHAPTER2 蹴る
インサイド/インステップ/インフロント/アウトサイド/ロングボール/ボレーキック
CHAPTER3 運ぶ
真っ直ぐ運ぶ/相手を抜く/3人を仕留める/ひとり時間差/足首返し/隠し球/瞬間ターン
CHAPTER4 パス
重心を見る/矢印を見る/相手を外す
CHAPTER5 メッシ解剖図鑑
メッシの「止める」/メッシの「運ぶ」/メッシの「パス」/メッシの「シュート」

著者からのメッセージ
「今回、この本を作るにあたって、足の感覚を可視化することに挑戦しました。自分でも久しぶりに裸足でボールを触りましたが、懐かしい感触とともに、忘れていた繊細なボールタッチを思い出しました。足の『甲』で感じるのではなく、『甲のどこ』で感じるのか。『指』で感じるのではなく、『指のどこ』で感じるのか。その点でボールのどこをどう触るとボールは思った通りに動くのか。
どれだけこだわれるか、どれだけ自分で求めることができるか、そして自分の体とともにどれだけ楽しめるか。自分の可能性にチャレンジしてみてください。まだあなたの中に隠している、隠れている技術と発想力がきっと見つかるはずです」(風間八宏)

感想・レビュー・書評

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  • 風間さんがあのまま名古屋グランパスの監督だったら、今頃名古屋グランパスはどんなチームになっていただろうか?

  • 基本に戻るためには非常に役立つ

  • 面白い。
    サッカーの一つ一つのプレーの捉え方が変わる。
    視点が変わる。
    やってみたいと思える。
    分析するってこういうことなんだろうなぁ。

  • どうして手と足が同じように使えないのか?
    手は握れるのに足だと握れないのか?
    足の感覚にはセンターがあり、研ぎ澄まされていくと頭がもっとできることを教えてくれる。
    この本を作るにあたり、足の感覚を可視化することに挑戦した。「足の甲」で感じるのではなく、「甲のどこ」で感じるのか。「指」で感じるのではなく、「指のどこ」で感じるのか。
    その点でボールのどこをどう触るとボールは思った通りに動くのか。それはやればやるほど確実に自分の感覚は磨かれ、技術に表れてくる。
    その技術の正確性が時間・場所・敵と自分との関係を決める。
    そして何より選択肢の量と判断の早さを生み、自分の頭がさらに高い技術を望んでいく。
    この繰り返しが試合のための「武器」を作り出す。
    技術はいつでも頭の中にある。
    まだあなたの中に隠している、隠れている技術と発想力を見つけ、自身の「絶対」を作ってください。

    サッカーにおいて大切なのは本書にある通り、「止める」「蹴る」「運ぶ」の3つである。



    ✔️「止める」とはさなわちボールを静止させることである。
    止まってように見えてピタッと止めることができないケースは多い。それは止めるではなく「運ぶ」である。
    「止める」ことで次のプレーがスムーズ(最も速く)にできるようになる。動いているより止まっている方が蹴りやすく、止まっていればボールから目を離し周囲の状況をしっかり見ることができる。
    パスを受ける味方はそのタイミングでマークを外せばフリーでパスを受けられる。
    ボールを止めきれていない、顔が上がっていない状態では良いパスが出てくる可能性は低い。
    2回、3回もボールを触ってコントロールしていると次のプレーが遅くなるだけでなく味方がいつパスがくるのかわかりにくくなる。

    アウトサイドで「止める」場合は小指の付け根でボールの上部を触る。
    相手に後ろからマークをされている場合アウトサイドで止めると相手から遠い場所で止められる利点がある。
    また相手に体を預けて止めるのはあまりおすすめできない。
    なぜなら、止めたあとにボールを動かせるコースが限定されてしまうためである。
    ''背後に相手がいても自然体でボールを受けた方がいいと思う"

    ボールを止めるとき意識するのは「点」である。
    足のどこでボールを触ってもいいが、ボールの中心より上を親指の付け根あたりにある少し出っ張った骨あたりで触ると安定感がある。
    下を触るとボールは上にいき、中心を触るとボールは反発する。



    ✔️「蹴る」とは足のどこでボールの「点」を蹴ればいいのか。
    一番大切なことはボールの中心を蹴ること。

    ・インサイド
    反発力のある「くるぶしの下」「カカト」に近い部分を使う。
    よりパワーが伝わり小さいモーションでより速いパスが出せる。

    ・インステップ
    人差し指の根元に当てる。
    ひざの振りだけでボールを蹴ることはできるが、パワーを最大限に乗せるには足を大きく使えた方が有利である。
    そのために上体の使い方が大切。
    蹴り方を見つけるために、立ち足を動かさずボールを下において蹴ってみること。「中心を捉えない」と10メートル飛ばすのは難しいです。
    それだけでなく、「足のどこに当てる」「立ち足をどの程度ボールから離した方がいいのか」「足を大きく振るには立ち足はどこなのか」「上半身をどう使うと力が無駄なく伝わるか」自分のキックの形を探すのに非常に役に立つ。

    ・インフロント
    親指の付け根でボールの中心を蹴る。
    蹴りかたは基本的にインステップと同じである。

    ・ロングボール
    ボールを浮かせるためには中心より下を蹴る。
    立ち足の位置やフォームは真っ直ぐ蹴るときと同じ。ただ下を蹴ればいい。
    それが最もパワーを伝えられる足の振り方ができる。

    ・ボレーキック
    浮いているボールを蹴るボレーキックはボールを上に蹴りあげないのがポイント。
    ボールの中心、あるいは少し下を捉えるといいでしょう。
    そして蹴るとき足を地面と平行に振ること。少し体を倒して調整するといい。



    ✔️「運ぶ」とは基本的に最短距離を最速で進むこと。

    ドリブルで相手を抜くときに重要なのは相手の「重心」である。その逆をとり続ければいいが、ボールばかり見てしまいがちである。

    ・真っ直ぐ運ぶ
    体にボールがついてくるようにする。
    ボールは親指と人差し指の間の点で触ることが多い。

    ・相手を抜く
    ドリブルで相手と対面したときに見るのはヒザである。
    相手がどちらに動こうとしているかは、相手のヒザが教えてくれる。それを見てボールを動かせば相手はすぐに足を出すことができない。
    「体重がかかっている足の逆にドリブルする」



    ✔️パスを通すためには味方ではなく、相手の矢印を見なければならない。その上で出し手と受け手の「いつ」を合わせればどんなにスペースがなくてもパスは通る。

    パスは「運ぶ」と同様に相手のヒザを見る。
    「いつ」パスを出すかの判断はボールが味方から自分へ届くまでの間に決定する。
    そして出し手とうけての意図を一致させるポイントは「味方がトラップをした瞬間」である。
    また味方はDFの背後に潜んでいればいい。
    DFは必ずボールが蹴られる瞬間ボールを見るので、その瞬間に動けば必ずフリーになる。

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 サッカー部

    請求記号 783.47/Ka
    所蔵館 2号館図書館

  • 相変わらずの風間語録にイラスト付きでわかりやすい。
    全知全能のサッカー神メッシのプレイに結局全て詰まってる、ということ。ちゃんと観よう。
    俺もまだ上手くなれるだろうか。感覚大事。

  • 止める蹴るが言語化されて、とても分かりやすく、すぐに実践できる。
    パス、ドリブル、シュートのページでは、相手との駆け引きを伴ったテクニックのことも書かれており、さらにレベルを上げるための内容となっている。

  • サッカーの基本「止める」「蹴る」「運ぶ」は長らく感覚で教えられて来た。
    だが本著の作者である風間八宏は、その基本を言語化し図解する事で、分かりやすく描いている。

    この書籍の内容は、長らく感覚でしか技術の向上はない、と言われて来た伝統に風穴を開け、日本サッカーの個々のレベルの底上げに繋がるだろう。

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著者プロフィール

1961年10月16日、静岡県生まれ。清水商業高校時代に日本ユース代表として79年のワールドユースに出場。その後、筑波大学在学時に日本代表に選出される。大学卒業後の84年からドイツに渡り、レバークーゼンなどでプレー。89年にマツダ(現・サンフレッチェ広島)へ加入し、95年まで息の長い活躍を続けた。現役引退後は97年から2004年まで桐蔭横浜大学サッカー部を指揮し、清水地域を中心に小学生~高校生を集めた「清水スペシャルトレーニング」も主宰。筑波大学蹴球部、川崎フロンターレの監督を歴任し、2017年より名古屋グランパス監督に就任した。サッカースクール「トラウムトレーニング」の監修を務めるなど、選手の育成にも情熱を注いでいる。

「2019年 『30秒で子どもの未来は変わる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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