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Amazon.co.jp ・本 (136ページ) / ISBN・EAN: 9784767833620
作品紹介・あらすじ
読めばドラマ・映画・小説がますます楽しくなる!
CIA、FBI、MI6、DEA……映画やドラマに出てくる組織、いくつ知ってる?
警官と保安官って何が違うの?
おなじみのあのドラマの刑事の階級や肩書は?
海外エンタメ小説や映像作品に登場する警察や諜報組織、さまざまな機関を、 第一線で活躍する翻訳家がわかりやすく解説します。アメリカとイギリスを中心に北欧・韓国もカバー、日本との違いまで。
警察やスパイ組織の仕組みや成り立ちからそれぞれの国の社会背景まで見えてくる、読み物としても充実の一冊です。
往年の名作から最新の話題作まで、楽しい小ネタ満載のイラストとともに関連作品も紹介。
警察やスパイものが好きな人はもちろん、設定にリアリティをもたせたい創作者、翻訳者や翻訳者を目指す人にもおすすめです。
スタイリッシュなイラストは翻訳ミステリの装画などで活躍中のイラストレーター、松島由林さん。「警官の食事シーン」「CSIシリーズの全貌」など、書評家・映画ライター♪akiraさんによるコラムも必読!
登場する作品の例
【ドラマ】CSI、ロー&オーダー、NCIS、ツインピークス、刑事フォイル、新米刑事モース、第一容疑者、窓際のスパイ、ヴェラ~信念の女警部、ナルコス
【映画】羊たちの沈黙、ダーティハリー、ボーン・アイデンティティー、裏切りのサーカス、ゾディアック、イミテーション・ゲーム、アナザー・カントリー、特捜部Q、犯罪都市、殺人の追憶
【小説】ワシントン・ポーシリーズ、ホロヴィッツ&ホーソーンシリーズ、主任警部モースシリーズ
などなど、取り上げた作品は130以上!手軽な作品ガイドとしてもどうぞ。
■著者について
加賀山卓朗:1962年生。翻訳家。おもな訳書に、ル・カレ『スパイたちの遺産』、グリーン『ヒューマン・ファクター』、ルヘイン『ミスティック・リバー』(以上、早川書房)、ディケンズ『大いなる遺産』(新潮社)、コスビー『頰に哀しみを刻め』(ハーパーコリンズ・ジャパン)など。依田卓巳名義でノンフィクションも訳している。
♪akira:翻訳ミステリー・映画ライター。月刊誌「本の雑誌」で新作映画コラム<本、ときどき映画>、季刊誌「ミステリマガジン」でミステリドラマレビューを連載中。文庫解説はアンドレアス・フェーア『急斜面』(小学館文庫)、ジャナ・デリオン『ハートに火をつけないで』(創元推理文庫)ほか。
イラスト 松島由林:イラストレーター。『ワニの町へ来たスパイ』などのワニ町シリーズ、『パーカー・パインの事件簿』(東京創元社)、『相棒 season21』(朝日文庫)、『アミュレットホテル』(光文社)等の装画を担当。母の本棚にあった『シカゴ・ブルース』が海外ミステリの一番古い読書記憶です。ドラマだと『刑事コロンボ』です。
感想・レビュー・書評
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翻訳ミステリーファン必読の書!?
はい、翻訳家の加賀山卓朗さんが書いてくれました
海外の警察組織と諜報機関のライトな解説書アーンドそれらが描かれたエンタメ作品の紹介となっております
確かによく分かってなかった!
特にアメリカの警察組織って、市警に群警、州警、FBI、DEA、ATFとまったく訳わからん
どっちが偉いの?とか思うんだけど上下関係にはないらしい
特別捜査官とか検事局とか出てくるし、終いにゃ保安官まで出てきて、保安官て西部劇の世界じゃにゃいの〜?って感じだ
その辺のところもちょっと分かりやすく解説してくれてます(ちょっとかーい)
とってもありがたい一冊なんだけど…
ごめん、わいそこまで気にしてなかったw詳細をみるコメント11件をすべて表示-
ultraman719さんもう、ワンちゃんで、ええか…wもう、ワンちゃんで、ええか…w2025/01/21 -
ゆーき本さん犬のひまわりさん U•ᴥ•Uワン犬のひまわりさん U•ᴥ•Uワン2025/01/21 -
ひまわりめろんさんまたうまいこと言う〜ほんとやめてまたうまいこと言う〜ほんとやめて2025/01/22
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世界各国(アメリカ、イギリス、北欧、韓国、日本)の警察組織と諜報機関の解説本。
これはいい。
「海外のエンタメ作品を愉しむ」ことに特化した本なので、映画好きの私にはぴったりでした。
組織と階級、警察官と保安官、FBI、CIA、MI6などの解説。
映画、ドラマ、小説の紹介。
マニアックなコラム満載で面白かったです。
知ってる映画ばかりでドラマも少しわかって楽しかったけど、残念な点がひとつ。
イラストが似てない…
俳優さんの似顔絵の部分だけは別の方に描いてほしかったです。
改めて翻訳ミステリに興味が出てきました。
北欧の「ミレニアム」も「特捜部Q」シリーズも映画を観てしまって原作を読んでないし…
あの映画もあのドラマも原作者はジョン・ル・カレだった!とか
スパイ出身の作家さんがたくさん!とか
イギリスの「刑事ジョン・ルーサー」が韓国でリメイクされてた!とか
あの俳優さんたちがドラマで共演してた!とか
個人的にびっくりなことが色々あって、観たい&読みたい作品が広がりました。
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アメリカ・イギリス・ロシア・イスラエル・北欧・韓国の警察・スパイ組織をザックリ解説した本。
関連する映画やドラマなどを取り上げているので読みやすく気楽に読める入門的な1冊。 -
すごく面白かった。
各国の警察の説明もわかりやすかったが、何よりその国々の映画やドラマが説明してあって楽しかった。
今までかなり警察もののドラマは観てきたと思っていたが甘かった。全然観てない作品が多かった。
特に北欧系は全然だった。
今はとりあえず『刑事コロンボ』が観てみたい。
北欧系は気が向いたら挑戦してみたい。 -
治安を守る警察や諜報活動を行うスパイを国ごとに紹介。組織図や概略に加え小説・映画・ドラマの紹介が豊富でカルチャーガイドとしても楽しめます。作品へのリスペクトが感じられるイラストがとても良い。海外サスペンスやミステリー作品が好きな方はぜひ。
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こういうの大好物!
アメリカとイギリスを中心に北欧・韓国・日本について載っていて興味深い。
警察組織図やその国の警察組織の歴史、諜報機関について知れて面白かった。
そしてそして、映画・ドラマ・小説がいっぱい紹介されてるので、際限なく見たい作品が増えていきます!!
作品への愛を感じる味あるイラストもいいし、コラムも良かった。
コラムは、警察と検察とか刑事ドラマの食事情とか尋問シーンに注目の作品とか、スパイ出身の作家さんとか…。
各国の警察官ユニフォームも見てて楽しい。
巻末に紹介作品一覧(映画、ドラマ、小説)が載っているので、この本を片手に選ぶのも楽しそう。
一覧を見ていると制覇したくなる。
粒揃いの作品が載っていると思うので、警察小説やスパイものが好きな人におすすめ!
(ちなみに日本は、「相棒」「科捜研の女」が取り上げられてました。)
解剖図鑑シリーズ、他にもいろいろあるみたいなので読んでみたいと思います。 -
海外ドラマ、映画、小説のガイドブックとして最適。 見たいものが増えました。
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小説はある程度読んでいるものの、映像化作品はほぼ手付かず。鑑賞の参考にしたい。
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警察・スパイ組織を詳しく知りたい人向けというよりは
警察・スパイ組織(もとい所属キャラクター)が活躍する映画が好きな人に向けた本といったところでした。
〜を知りたい!と思って手に取ると少し残念に感じるかもしれません。 -
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【目次】
1章 米国
警察:
アメリカの警察の仕組み
組織と階級
〈都市別警察図鑑〉
ニューヨーク
ロサンジェルス
サンフランシスコ
ボストン
ボルチモア
その他の都市
警察官と保安官
FBI
ATF
DEA
その他の法執行機関
鑑識について
刑務所・拘置所・留置場
保釈保証業者
諜報機関:
CIA
NSA
2章 英国
警察:
英国の警察の成り立ち
スコットランドヤードの登場
組織と階級
〈英国ミステリの主人公たち〉
スコットランドの警察
北アイルランド/アイルランドの警察
個性派ぞろい! 英国刑事ドラマ
諜報機関:
MI6
MI6とMI5
ジョン・ル・カレの世界
映画化されたル・カレ作品
その他の国の諜報機関:
KGB
モサド
3章 北欧
スウェーデン
ノルウェー
デンマーク
フィンランド・アイスランド
4章 韓国・日本
韓国の警察組織
韓国の諜報機関――KCIA
日本の警察組織
column
・気になる! 刑事ドラマの食事情
・「CSI」シリーズの全貌とその魅力
・映画・ドラマの聖地巡礼
・刑事ドラマの面白さは「尋問」シーンにあり
・ツイン・ピークス
・マインドハンター
・ワシントン・ポー・シリーズ
・フロスト警部シリーズ
・デニス・ルヘインとボストン市警
・連邦保安官(USマーシャル)
・ミランダ警告
・警察権はどうしてK-9と呼ばれるの?
・SWAT
・名探偵の前職は?
・警察と検察
・司法取引と承認保護プログラム
・ヴィクトリア朝の刑務所・監獄
・「です・ます」体の使い方
・スパイ出身の作家たち
・agent(エージェント)について
・二重スパイ(ダブル・エージェント)の大敵
・北欧の警察の銃の携行について
・国際刑事警察機構(インターポール) -
海外ドラマだ刑事物をよく見るから買ってみた。
FBIとかCIAって正直どんな組織なのかよくわかってなかったから、ドラマ、映画見るときの参考資料として持っておくと重宝するかも。 -
海外ドラマ見るようになったので
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元スパイが書いた小説には興味があるなぁ。
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イラストも素敵だし、警察・スパイ物のドラマや小説、映画ガイドブックとしても最適!
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米国・英国中心に、警察やスパイ組織を解説した一冊。
その組織とか階級の登場する映画とかドラマ、小説もたくさん紹介されてるから、それを見るのもおもしろい。
こういうの複雑だけど、図解で見るの楽しい。 -
国々の組織をわかりやすく書かれてますが、題名にもある「映画・ドラマ・小説をたのしむための」という要素が強い印象です。
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海外小説、特にミステリ等頻出する、FBI、MI6、スコットランド・ヤードetc。
いつも曖昧な状態で読んでるので、本書のようにイラストたっぷりで解説してくれているのは本当に有難いです。紹介される作品は、小説よりも映像(映画・ドラマ)がやや多めなので、知らない作品にもた沢山出会えました。
本棚の取り易いところに置いておこう! -
海外ドラマが好きな人には最適!日本の情報が少ない。
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総論
- 本書は、警察と諜報機関に関する様々なエンターテインメント作品を取り上げ、これらの組織の役割や特徴を解説しています。
- 現代の映画、ドラマ、小説における警察やスパイの描写が、どのように視聴者に影響を与えているかを探求しています。
警察組織の多様性
- アメリカの警察システムは、地方自治体、州、連邦レベルで多様な組織から成り立っており、各自治体ごとに異なる機能や権限を持つ。
- 主な警察機関には、連邦捜査局(FBI)、麻薬取締局(DEA)、アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF)などが含まれる。
諜報機関の役割
- 中央情報局(CIA)は、アメリカの諜報活動の中心であり、国際的な情報収集と分析を行う。
- FBIやNSA(国家安全保障局)との違いを明確にし、CIAの独自の機能や歴史的背景についても言及されている。
映画とドラマに見る警察と諜報機関
- 作品例として、『ツイン・ピークス』や『ジャストファイデッド』が挙げられ、警察や諜報機関がどのように描かれているかを分析。
- これらの作品におけるキャラクターの関係性やストーリー展開が、視聴者に与えるメッセージや影響について考察。
社会的な影響
- 警察や諜報機関が描かれることによる社会的認識の変化や、公共の安全に対する見方にどのように影響を与えているかを考察。
- 作品が反映する社会的問題や倫理的なジレンマについても触れています。
結論
- 本書は、警察と諜報機関がエンターテインメント作品においてどのように重要な役割を果たしているかを示し、観客や読者がそれらの描写をどのように理解し、評価するかを促しています。
- 今後、さらなる国々の警察組織や諜報機関についての研究の可能性についても言及しています。
加賀山卓朗の作品
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