1950年、長崎県生まれ。長崎大学医学部卒業後、長崎大学第一外科で研修。その後、救急医療、地域医療の現場で経験を重ね、福岡市・福西会川浪病院(現・福西会病院)などを経て、1996年よりにのさかクリニック(福岡市早良区)を開業。在宅医としてホスピスに取り組む。2005年に、さまざまな職種とのネットワークによる「ふくおか在宅ホスピスをすすめる会」を設立。2011年には、地域生活ケアセンター「小さなたね」を地域の人々とともに開設した。「バングラデシュと手をつなぐ会」「NGO福岡ネットワーク」など国際保健医療の分野での持続的な活動を行っている。2014年、日本医師会第3回赤ひげ大賞受賞。著書に『在宅ホスピス物語』(青海社)、『在宅ホスピスのススメ』(監修、木星舎)、『病院で死ぬのはもったいない』(山崎章郎、米沢慧との共著、春秋社)などがある。
「2018年 『さいごまで「自分らしく」あるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」