いせひでこ作品集「プロセス」 (玄光社MOOK)

著者 :
  • 玄光社
4.56
  • (11)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 63
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768304600

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いせひでこさんの画集です。もうため息がでてしまうぐらいウットリしてしまいます。

    いせひでこさんの代表作、チェロの木、ルリユールおじさん、大きな木のような人、まつり、木のあかちゃんズ、グレイ、あの路、にいさん、はくちょう、最初の質問などから名場面が迫力の大判で大集結!しかも、いせさんが現場でラフにスケッチしたものもたくさん掲載されています!!これはもう宝物級!!嘆息するしかないような素敵な画集です!

    残念ながら、現在入手困難で、プレミアがついてしまっている本作。どうしても手に入れたかったのですが、ひとまず図書館で借りてきました。在庫状況を見てどうにか手に入れたい一冊!

    朝から何度も眺めては溜息をついているワタクシ。。はぁ、ス・テ・キ!

  • 絵本原画やスケッチ、タブローなど、沢山の作品が載っています。絵本のための下書きであるエスキースも掲載されているので、制作の裏側が垣間見えるのも面白いです。絵本原画と全く異なる色使いで描かれていたり、少しずつ構図や配置が変わったりしていて、完成までのプロセスが見えて興味深いです。

    いせさんの絵本の中で1番好きな『大きな木のような人』からも沢山のエスキースや絵本原画が載っていました。絵本は試行錯誤の末の完成品なので、やはりどの絵も絵本で見る方がハッとさせられる何かがあるように感じました。本の形や文字とのバランス、発色、紙質、お話の流れなど全てが完璧に考えられた最終形として絵本は出版されているからだろうと思います。改めて絵本の奥深さを知れました。

    『大きな木のような人』の印象的なプラタナスの木は、実はもっと上まで描かれた大きな作品だったことが分かったり、新たな発見もありました。スケッチなどのアイデア段階の作品も、優しく素敵な色使いと筆の運びが、優しい気持ちにさせてくれる素晴らしいものばかり。

    いせさんの代表的な絵本の作品がたくさん掲載されていて、買って良かったと思える一冊です。

  • 図書館の予約本をようやく借りることができました!

    いせさんの絵本は皆さんのコメントにもあるように、大人でも引き込まれる絵の力と、純粋な少年、少女の物語があります。

    「ルリユールおじさん」、「大きな木のような人」、「チェロの木」、「あの路」、「まつり」、どれも好きです。本書では絵本の製作過程で描かれた、取材記録、スケッチ、下絵が沢山掲載されています。絵本で見た絵の後ろに、こんな創作過程があったんだと楽しくなりました。

    「大きな木のような人」の少女が植木鉢の芽が出るのを待ちわび、喜ぶアイディアスケッチ、御神木の周りを飛び回る「まつり」の子供たちなどを見ていると、神さまの喜ぶ声が聞こえそうです。一つ一つの絵を見ていると、思わず涙が滲んでしまいます。

    是非本物の本棚にも入手して、じっくりと眺めていきたいと思います。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「こんな創作過程があったんだと」
      生み出されていく過程に思いは馳せると、時間が経つのを忘れてしまいます。
      此れは貴重な1冊ですね!
      「こんな創作過程があったんだと」
      生み出されていく過程に思いは馳せると、時間が経つのを忘れてしまいます。
      此れは貴重な1冊ですね!
      2014/03/10
  • 小さな紙面に収められている
    光、風、木々達が、
    ちっとも窮屈そうじゃない。

    物語を記憶している彼らは
    キャンパスの枠から逃れる術を
    知っているのかも?(^^♪

    時間を忘れて見入ってしまう、
    本当に素敵な画集でした。

  • 淡いのに深い深い色をしている木々たちがほんとうにすきです。そしてぬくみのある登場人物たちも、仕草も、だいすきです!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ぬくみのある登場人物たち」
      いせひでこの描く世界は、ズッシリと存在感があって好きです。。。
      「ぬくみのある登場人物たち」
      いせひでこの描く世界は、ズッシリと存在感があって好きです。。。
      2014/06/16
  • ときおり涙ぐみながら、ページをめくりました。
    スケッチに書き込まれた文字を読んでいると、絵本への思いが、またふつふつと。
    折りにふれ、何度も見返したいです。

  • いせひでこさんが凝縮された作品集。絵本を読んだ時の感動も蘇ってきます。木、音楽、本、犬、子ども…どの対象物をとってみても、デッサン力がすごすぎます。時々私生活関連の作品も出されますが、私は『あの路』が1番のお気に入り。宮沢賢治作品の挿絵も素敵です。たくさんの素晴らしい作品を送り出し続けておられる伊勢さん。これからも期待しています。

  • お兄さん?それとも弟さん??Amazonさん、一文字多いヨ

    玄光社のPR
    「いせひでこさん初の作品集

    【主な内容】
    絵本作家いせひでこさんにとって初となる作品集。
    これまで、いせさんが出版してきた絵本の原画はもちろん、最新作「最初の質問」(詩:長田 弘)の原画から、初公開のスケッチやエスキースまで、数多くの作品を収録。
    いせさんがどのようなプロセスを経て、絵本を紡いでいくのかが伝わる一冊。」
    http://store.genkosha.jp/?pid=61437107

    • 8minaさん
      nyancomaruさん
      いせひでこさんの作品、水彩画のタッチがとても素敵ですね。図書館の新着本を見つけましたが、タッチの差で貸出。予約で...
      nyancomaruさん
      いせひでこさんの作品、水彩画のタッチがとても素敵ですね。図書館の新着本を見つけましたが、タッチの差で貸出。予約で待ちます。
      2013/11/02
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      > タッチの差で貸出。
      それは残念でしたね。
      柔らかなタッチの中に、芯の強さを秘めた、いせひでこの絵は見ると欲しくなりますヨ!
      > タッチの差で貸出。
      それは残念でしたね。
      柔らかなタッチの中に、芯の強さを秘めた、いせひでこの絵は見ると欲しくなりますヨ!
      2013/11/02
  • いせひでこさんの描く、のびのびとして自由な自然と子ども達が本当に好き

  • すごくキレイ!欲しいー!

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1949年北海道生まれ。東京藝術大学卒業。
『マキちゃんの絵日記』で野間児童文型新人賞、『水仙月の四日』で産経児童出版文化賞美術賞、『ルリユールおじさん』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。
このほか、おもな作品に『まつり』『大きな木のような人』『あの路』(文・山本けんぞう)(いずれも講談社)、『1000の風1000のチェロ』『チェロの木』(ともに偕成社)、『わたしの木こころの木』(平凡社)など。
また長田弘の詩集『最初の質問』『風のことば 空のことば』(ともに講談社)も手がける。

「2020年 『けんちゃんのもみの木』 で使われていた紹介文から引用しています。」

いせひでこの作品

ツイートする