写真の新しい自由

著者 :
制作 : SOUP DESIGN 
  • 玄光社
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本棚登録 : 66
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768307809

作品紹介・あらすじ

2010年代の写真の動きが網羅された一冊。

取材者数150名!篠山紀信、梅佳代、奥山由之からマリオ・ソレンティ、ライアン・マッギンレーまで、内外のトップ写真家多数登場。
トップ写真家のギャラはいくら?写真のプリントの値段はどう決まる?木村伊兵衛賞の仕組みとは?写真のエージェンシーは何をやるのか?写真におけるわいせつとは何か?iPhoneやドローン時代のプロ写真家のサバイバル術とは? 写真の世界の裏側が明解にわかる、目からうろこの写真ワールドのガイド本。



【詳しい内容】
編集者であり、『はじめての編集』『物欲なき世界』などのロングセラーを誇る菅付雅信氏の新刊。「コマーシャル・フォト」連載「流行写真通信」約5年分と、菅付がゲスト・エディターとして手がけた写真家特集「Photographers Now」のインタビュー記事をまとめ直した単行本。全て掲載ではなく、一部はカットし、また全体的に大幅な加筆修正を施した。
広告写真から、ポートレイト、風景、スチルライフ、ドキュメンタリー、アート写真からポルノグラフィーまで、写真の全領域で起きている新しい動きを、そのトピックごとに複数の関係者に取材してまとめる、フォト・ジャーナリズムならぬ「写真のジャーナリズム」。2010年代の写真の主要な動きがほぼ網羅されている。
内外の写真のシーンを代表する約150人の写真関係者を取材。この5年間の写真の主な動きと、そしてそれがどこへ向かうのかを克明に伝える。


【主な取材者】
操上和美、鋤田正義、レスリー・キー、梅佳代、大橋仁、アレック・ソス、林ナツミ、M/M(paris)、森栄喜、藤代冥砂、浅田政志、ジャン=ポール・グード、川島小鳥、鈴木理策、畠山直哉、七種諭、広河隆一、高橋靖子、題府基之、など


【ロング・インタビュー】
セバスチャン・キム、ライアン・マッギンレー、アラスディア・マクレラン、奥山由之、ウィリー・ヴァンダーペール、上田義彦、マリオ・ソレンティ、ハーレー・ウィアー、鈴木親

感想・レビュー・書評

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  • 写真は「誰でも出来て、誰でも出来ない」表現だ。誰でも簡単に撮れるようになったが、実に工芸的な完成度を示せる表現。寿司のようなもの。誰でも握れるが、寿司職人の握る寿司のようには握れない。古典的な風景写真は退屈だ。今日の風景写真は世界をどう見るか、どう捉えるかだ。写真家であるにはアウトサイダーでなければ。目の前のことから少し距離を置いて客観的にそれを観察する態度で写真を撮ると物事の細かい所に気づくようになる。写真にルールはない。自由に撮る。作ることに対する真摯な姿勢と遊び心があれば良い。

  • ビューティ広告の問題
    ブランド名を見ないとどこの広告か分からない。
    標準を割り出すマーケティングがクリエイティヴを殺してしまう。

    梅佳代
    「物事に潜む”毒”を見るのが好き。」
    技術はゼロに近いが、
    ハンターとしての写真家としての力は桁違いのものがある。

    グルスキー
    「イメージを作っているのではない。発見しているのだ。」
    カメラに収まりきらない現実世界がまだある。
    観察と行動。嘘もつく。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784768307809

  • 『コマーシャル・フォト』の連載「流行通信写真」をまとめたもの。時代をリードする写真家のロング・インタビュー、芸術から広告まで幅広いトピックス。写真を巡る現状が分かりやすい。

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プロフィール

1964年生まれ。編集者。Gutenberg Orchestra Co.,Ltd. 代表。
『月刊カドカワ』『カット』『エスクァイア日本版』編集部を経て独立し、『コンポジット』『インビテーション』『エココロ』『リバティーンズ』の編集長を歴任。出版からウェブ、広告、展覧会までを編集する。書籍では、朝日出版社「アイデアインク」シリーズ、電通の「電通デザイントーク」シリーズなどの編集を手がけた。
自身の代表作に、『はじめての編集』『中身化する社会』『物欲なき世界』などがある。マーク・ボスウィック写真集『Synthetic Voices』でNYADC賞銀賞受賞。

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