資本論 (FOR BEGINNERSシリーズ イラスト版オリジナル 17)

著者 : ダヴィッド・スミス 小阪修平

• 現代書館 (1983年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[カルガモモさんの感想 · 2013年2月23日]

FOR BEGINNERS シリーズ資本論入門、簡潔な説明の為、経済学の知識がないと解りづらいかも

[ふせいぬさんの感想 · 2012年7月3日]

マルクスの『資本論』の絵入りの解説書といったところ。マルクスの生い立ちや時代的背景、そして資本論の基本的な内容について、平易な文章とやや「アクの強い」絵で解説してくれる。「ＦＯＲ　ＢＧＮＮＥＲＳ」シリーズは古典的な思想・哲学などを学習したい時には大変重宝する。大学時代から愛読させてもらっているシリーズ。作品によっては絵と字のバランスから文字が圧倒的に多くなってしまっているものも多いが、この『資本論』は適当。「商品」、「抽象的労働」「貨幣」「労働者階級の創出」「剰余価値」「可変資本・不変資本」「労働力・階級闘争」などが面白く理解できた。時々再読している1冊。