ハンナ・アーレント (FOR BEGINNERSシリーズ)

  • 現代書館 (2006年12月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768401019

作品紹介

異質な他者との共生を唱え、全体主義の苛烈な批判者であり、かつ、大衆社会を批判し、多様性を徹底的に擁護する。

ハンナ・アーレント (FOR BEGINNERSシリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • ユダヤ人として戦前から戦後に至る混乱期を身をもって体験し、その経験から政治や哲学について深い考察をしているハンナ・アーレントの人物から考え方から、一通りのことが割と平易に学べる一冊。
    活躍のピークはもう何十年も前だけれど、今も色あせないその主張(むしろ、現代になりより色鮮やかになっているかも)は、読んでいて非常に読み応えがあり、考えさせられる。
    ハンナ・アーレントの言うことは、まるで現代の混乱をも予期しているような気がする。今こそ、もう一度盛んに取り上げられてしかるべき人かもしれない。

    入門書としてGOODだと思う。

  • わかりやすかった!もう一回読み直す

  • 著者は、「ハンナ・アーレント入門」を書いた人であり、著者によると研究書を書いたので、もっと簡単にするためにfor begginer シリーズとして本書を書いたらしい。

    レイアウトは、多少欧米向けのイラストで図解するような形でわかりやすい。その生涯、特にハイデガーとヤスパース、当時の時代状況、著名な、全体主義の起源、人間の条件等の説明もしており、1冊で全体像をつかめるので、啓蒙書として読んだうえで次に読めばよいのではないだろうか。

    昨今、評価が高くなっているアーレントだけに、もう少し掘り下げて読んでみたいと思った。

  • ドイツ系ユダヤ人政治思想家のハンナ・アーレントの生涯と思想を紹介した本です。
    ナチスによる迫害の時代を生き抜いて、全体主義への批判、その後、多様性を擁護して、「能動的に政治に関わり、公共的空間を創造していく中に、人の自由は存在する」と主張しています。
    公共意思決定に関心を持つ私には、非常に興味深い内容でした。行政とマスな市民との間の行政サービス(公共空間の創造)のあり方について考えさせられます。誰もが口にする「住民参画」とは明らかにどこか違う感じがしています。これからも勉強ですね。
    ただ、本書は原文からの訳も含まれている関係か、ぎこちない表現が多かったです。句読点つけ方で読解が難解になっていたりします。
    次もアーレント関連の書籍を読むことにしています。

  • 20090807未読返却

  • 確認先:川崎市立多摩図書館

    アーレントの入門書としては手ごろでイラストも豊富。とっつきにくいとされやすいアーレントのお茶目な一面も除けるのでこれはオトクかも。

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