- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784768434956
感想・レビュー・書評
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【書誌情報】
「申請主義」の壁!――年金・介護・生活保護をめぐって
装幀:渡辺将史
編著:山口道宏
判型:四六判 上製 192ページ
定価:1700円+税
ISBN:978-4-7684-3495-6
年金、介護、施設利用、生活保護、高額医療費還付も保育所も、日本の福祉制度利用は申請しなければ何事も始まらない。しかし制度は複雑で、生活保護のように申請すらさせないことも。申請主義の弊害を暴く。
[著者紹介・編集担当者より]
北九州市の生活保護を「辞退」させられた上での餓死事件や「医療難民」「介護難民」、消えた年金事件にみるように、黙っていては制度のほうから手を差し伸べてはくれない。ジャーナリスト、大学教員、福祉現場の執筆陣が鋭く追及。(猫)
<http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-3495-6.htm>
【目次】
1 「お上」のサジ加減で死ねるか
「もういきられへん」
「情報網に掛からない」
不条理
命乞い
「消滅時効」
申請と手数料
申請権
「余計なお世話といわれる」
「水際作戦」「硫黄島作戦」
「相談はあったけど申請はなかった」
不作為の罪と罰
「申請主義」と行政の義務
2 介護と「申請主義」
介護現場からのレポート
社会的介護と申請支援
訪問介護と申請
3 高齢者と「自己責任」の関係
誰のための「自己責任」か
介護保険という名の「申請主義」
「申請主義」の影―増加する介護殺人、孤独死
「サービスを知らない」
不作為の犠牲者か、高齢者のいま詳細をみるコメント0件をすべて表示