ブリヂストン石橋正二郎伝: 久留米から世界一へ

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768456156

作品紹介・あらすじ

足袋→地下足袋→タイヤ、常に一番を目指し、大地にしっかり足跡を残し世界企業へ。芸術を愛で、人を愛し、真のメセナで社会貢献した男の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 好況がいつまでも続くわけではなく、また、不況がいつまでも続くわけはない。特に不況のときが大事で、次の好況に備え、飛躍の準備を怠らないことが大事だ

  • 小平にも工場のある世界のタイヤメーカー、ブリヂストン。ブリヂストンTodayを訪ねたことはあったけど、この企業のことも知りたくて読んでみました。久留米での足袋から草鞋を履かずに使える地下足袋、そこで得たゴム加工の技術でタイヤへというストーリーは学びも多かったです。ひとつひとつ今目の前にある仕事に取り組んでいく中で手に入るスキルやノウハウを時代の先行きに照らして、応用しながら次をつくり出すという展開は、どんな仕事にも通じることを感じて、今の自分の仕事にもしっかり取り組もうと思うのでした。

  • ブリヂストンの石橋正二郎の伝記。地下足袋からタイヤとゴム加工で世界一。情報分析からの先読みが極めて優れた人のように思う。石橋美術館の絵画は東京のブリヂストン美術館に移ってしまったが地元久留米市の公共施設や公園、文化センターの庭園など無償の貢献に感謝。

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著者プロフィール

1942年福岡県生まれ。久留米商業高校卒、トッパンアイデアセンターを経てAGIOデザイン主宰。二十代より世界を回り、中国・韓国・台湾にデザイン関係の友人多数。六十歳から北海道から沖縄まで毎年訪れ、定点観測を行う。東北被災地は二〇一二年から毎年視察する。星亮一戊辰戦争研究会顧問、
著書に『ブリヂストン 石橋正二郎伝』『十二歳の戊辰戦争』『〈三越〉をつくったサムライ日比翁助』『キリシタン武将 黒田官兵衛』『東芝の祖 からくり儀右衛門』『久留米藩』(現代書館)など多数。

「2022年 『印象派とタイヤ王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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