ふりむけば中国語

著者 : 相原茂
  • 現代書館 (2011年1月発売)
4.25
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • 17人登録
  • 4レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768456514

作品紹介

すっかり身近になった中国の人とことば。その知られざる生態を軽妙なタッチでつづる異文化エッセイ集。

ふりむけば中国語の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 請別送(見送りは結構です)請留歩(ここまでで見送りは結構です)您忙吧(どうぞ御自分のことをなさってください)使ってみたい。

  • 中国の文化的な事柄について述べているエッセイで、中国人の考え方・道理にも迫っている。

    日常生活の描写が多く、読んでいると中国を旅してみたくなる。韓国旅行についても触れられており、本場の韓国料理も食べてみたくなった(笑)

    170頁から述べられている「中国式日本語」は面白かった。なんで「アナタ コレ タベル ヨイ」となるのか、その仕組みが分かる。


    なるほどな、と思ったのは「中国=欧州」という見方だった↓

    中国は「国際的」である。なぜなら、中国の大きさは欧州とほぼ同じであり、方言の広東語や上海語などはスペイン語やオランダ語などと同じように(本来は外国語として)見なせる。さらに、異なる言語を話す人たちと同じ空間を共有し、生きるわけだから、中国人は「原則的」になる。つまり、普遍的な道理を掲げ、本性(お金が欲しい、うまいモノが食いたい、高い地位に就きたいetc)に従って生きるようになる…という話は、今までの自分の経験から照らして納得できるものだった。

  • 厄介なる隣人、中国人。
    とはいえ、避けて通れないであろう中国とのお付き合い。
    えー、中国いやー、とか言ってないで、ちょっと懐に飛び込んでみる必要がありそうな今日この頃。
    中国語だったり、中国人だったり、中国の風習だったり、とりとめなく書かれたエッセイだけど、中国語からわかる中国人とのモノの考え方の違いというものが見えて、なかなか面白いです。

    ジョークという外来語が入ってきたとき、
    日本だと「笑い話」とはちょっと違う、と思い、「ジョーク」とカタカナにする。
    中国だと、「あぁこれは「笑話」だ、すでに中国語にある」と思い、「笑い話」と「ジョーク」を同じ語にしてしまう。
    日本語みたいに、とりあえずカタカナという技が使えない、という理由もあれど、「中国にはなんでもある」という自負に裏打ちされているそうな。
    そんなわけで、どんどん言葉が太る。
    いつのまにか、ガーターを意味する「吊帯」に、キャミソール、ストラップも兼ねさせてしまう。(ものをつるすもの、ということで)
    日本人も器用というか柔軟性あるけど、中国もなかなかしたたかというか。

    対中感情とは別に、普通に中国語を学んでみるのは面白そうだと思う。

  • 相原先生の最新エッセイ。

    相原先生は中国語を見る視点が常人のそれとは異なっている。

    だから読んでいて、なるほど、と思うことが多い。

    ただ上海のタクシーについては、おや?と思う記述もあったが。

全4件中 1 - 4件を表示

相原茂の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ふりむけば中国語はこんな本です

ツイートする