反ユダヤ主義とは何か: 偏見と差別のしぶとさについて

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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768456958

作品紹介・あらすじ

「憎しみの歴史」の正体を明らかにするための基本図書。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人には感覚的に分からない反ユダヤ主義について、学ぶことが出来た。
    具体的事例が多く、体系的な理解が出来ているのかは疑問。

  • ユダヤ人敵意は人類史上もっとも古い社会的、文化的、宗教的政治的偏見と見做されている。
    ユダヤ教を拒絶する宗教的な理由のなかに最初から社会的経済的動機が混ざっていた。
    ユダヤ人敵意に基づく告発は20世紀にいたるまで教会に黙認された。
    ドイツでは流行となっていた人種理論はほとんど専らユダヤ人少数派との対決として理解され、その役割を与えられた。

  • どうなんでしょうね?内田センセの「私家版・ユダヤ文化論」を読んでも、ドロドロさは判っても私には実際のところ理解出来ていません(多分、パレスチナに対する非道は何故?と言うところから入るからだと思う。ガキじゃないから遣られたた鬱憤を弱者に向けてる訳じゃないとは思うけど)。。。

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    「今も欧米に根深く残る反ユダヤ主義とは何か? ユダヤ人への憎しみは民族問題か? 宗教問題か? 複雑に絡み合う差別構造をナチズム研究の泰斗が分かりやすく解説。ナチスのユダヤ人への組織的犯罪を明らかにしながらも、ナチス以外のユダヤ人差別の問題も分析。欧州の闇の精神史の一断面が明らかになる。

    [著者紹介・編集担当者より]
    あらゆる差別がそうであるように、ユダヤ人差別も矛盾と誤謬に満ちている。近代合理主義発祥の地、西欧においてユダヤ人差別はなぜかくも強い生命力を持ち、人類史最大級の悲劇を生み出したのか。根拠なきユダヤ人敵視の構造を分かりやすく解説し、21世紀の課題を明示する。 」

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