小説 外務省-尖閣問題の正体

著者 : 孫崎享
  • 現代書館 (2014年4月10日発売)
3.41
  • (6)
  • (21)
  • (19)
  • (5)
  • (3)
  • 161人登録
  • 24レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768457306

作品紹介

日本の政治家・官僚は真の国益を考えているのだろうか。尖閣諸島をめぐる日中の内幕を、実在の人物を数多く登場させながら、これほど鮮明に分かりやすく読ませた本は、これまであったろうか!!

小説 外務省-尖閣問題の正体の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 【分類】913.6/Ma29
    文学のコーナーに並んでいます。

  • 内容は複雑だしよくわかんない外交分野のことだけど、表現が直截的で平易(というか説明的?)なので少し戸惑った。裏を読めみたいなところがないんで。ナボコフなどとは正反対ね。お洒落ではなくても誠実な書き方なのだろう。
    河東哲夫さん(ペンネーム熊野洋)の小説よりは受け入れられたかな。あまりナルシスティックではなかったので。イランのことは続編に期待のようだ(漢詩・ロシア詩に加えペルシャ・アラビア文学の引用が増えそう)。アメリカに言いなりにしかなっていない外務省、自民党の面々がひたすら情けなく思え、「アメリカ大事、何より大事」の人達と深い溝…

  • 鳩山が民主党を結党したとき、過剰な対米外交を脱すると宣言した。
    日本を操る米国人を「ジャパンハンドラー」と呼ぶ。戦略国際問題研究所アジア日本部長のマイケル・グリーンはその中核的存在。民主党が結党されたときは、ジョンズ・ホプキンス大学客員講師で若造だったグリーンは、慌てて関係者を回りその意味を調べた。そうするとそれが単なる理念ではなく本物であることを知った。祖父の鳩山一郎も自主外交思想だった。そうすると、鳩山つぶしが始まる。
    鳩山は、イラン訪問の際に前もって野田首相に説明している。野田は了承していた。

    石原の尖閣購入発言は、ヘリテージ財団での講演。この財団は共和党系のきなくさい団体。この購入発言は国防情報局DIAが仕掛けたもの。米国国防総省と石原を取り持ったのが、スタンフォード大学名誉教授のメイ

    若泉敬がとりもった繊維の密約も佐藤首相は裏切った。

    サンフランシスコ平和条約で千島列島の範囲をあいまいにしておけば、日ソの仲はよくならないという西側の思惑があった。

    ニューヨークタイムズ東京支局は朝日新聞社の中にある。

    もともと普天間は移転ではなく閉鎖だった。

  • 他の方も書いておられる通り、恋愛の話は正直要らないのですが、恋愛の話を書くことで「小説」としての体裁を保っているのかな?と思いました。

  • 外務省のアメリカ偏重と人間の正義がテーマになっている。鳩山由紀夫のアフマディネジャド訪問批判、小沢バッシング、丹羽大使叩きなど、かなり腑に落ちていなかった問題を果敢に取り上げていた。筆致は子供っぽくすごく読みやすかったが、中身はとても良かった。はあ~、それにしても男ってここまで崇高な精神や社会問題を並べながらも、美女への憧れから離れられないのかね~。小松さんが美人だ、美人だってしつこい。彼女の容貌を一切言及せずに真心をぶつけ合いながらプロポーズまで行ってたら西京寺さんの人間的な深みも際立っていただろうけど。

  • 日本の外交はアメリカに首根っこを押さえつけられたまま、アメリカの筋書きどおりに動かされていて、日本の国益に反することも多いのが歯がゆい。

    あの出来事の裏にはそういう背景があったのかぁ、そういう思惑だったのかぁと、無知だった自分の中で徐々に繋がっていってるような気がする。

    ラブストーリーは必要ないなと思った。人の恋バナにページを割くぐらいなら、もっと踏み込んだこと知りたかった。(公にできないこととかあるんだろうなぁ、恋バナで誤魔化してページを埋めたのかな?)と勘ぐっちゃったじゃない。

  • 元外務官僚 孫崎享氏が書いた、小説という形式をとったノンフィクション(?)
    もちろん、すべてが現実のまま書かれているわけではないが、取り上げられている時代、政党、政治家、官僚組織、そしてかれらの行動。さらには彼らの行動のベースになる考え方などが、事実さながらに書かれている。
    一般の読者を想定した場合、必ずしもすべて詳細な真実をかくことよりも、ポイントをつかんだエッセンスのみ伝えるほうが、よりわかりやすい部分があると思う。
    その意味で、本書は孫崎氏なりの視点による暴露本なのかもしれない。
    本書のハイライト、尖閣諸島をめぐる中国、日本の考え方の違い、そしてその行動が及ぼす影響などは、孫崎氏の考えそのものなのだろう。
    外務官僚、霞が関の考え方、そして尖閣諸島の位置づけなどに興味がある方は、面白く読めると思う。

  • 著者自身が作品内に登場する

  • 本当だったらとても恐い

  • 孫崎享氏の本は初めて。
    「小説じゃないから」という紹介? を聞いていたので、苦なく読めた。
    尖閣諸島もそうだけれど、日本がこういう体質というのは理解できる。
    ぜひ、皆に読んでもらいたい一冊。

全24件中 1 - 10件を表示

孫崎享の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

小説 外務省-尖閣問題の正体はこんな本です

小説 外務省-尖閣問題の正体を本棚に登録しているひと

ツイートする