いま語らねばならない戦前史の真相

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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768457474

作品紹介・あらすじ

黒船(1853)から敗戦(1945)まで、この国の歩みは日本人をどう変えたのか?

感想・レビュー・書評

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  • 右翼の鈴木さんと左翼の孫崎さんの対談本。
    概ね言いたいことには納得できるし、その通りだと思うんだけど、真珠湾攻撃のあたりとかの孫崎さんの意見にいささか疑問を持つ。というか何の資料を読んでそういう結論に至ったの?っていう疑問。福沢諭吉の脱亜のあたりもそう思った。というのも「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」を読んだときの内容と、違うぞ?って感じたから。ただそれを言語化できないから、私の感覚でしかないから根拠がないのだが、読んでてなんか陰謀論くさく感じたんだよね。。

    どちらかと言えばサヨク寄りの考えである自分が孫崎さんの意見に「ん?」って引っかかることに内心驚いてる。(いや、だからこそ気になるのかな)

    戦争をしないように頑張って頑張って道を開こうとしている人を感情的に殺したり、絶対に勝てないとデータが示しているにもかかわらず精神論で戦争へ突き進んだり、利益のためにメディアが世論を煽ったり、戦後にあふれた「政府に騙された」国民なんていないのね。騙されたわけじゃない。むしろ進んで戦争へ突き進んだのね。

    歴史「に」学ぶのではなく、歴史「を」学ぶことで、今を軌道修正できるように、さらに読み込まねばいけんなと思いました。

    あと、鈴木さんの『日本の素晴らしい面だけではなく、暗い面も反省すべき面も直視し、そのうえで「愛おしい」と思い、抱きしめるのが本当の愛国心』というのを読んで、その通りだなと思いました。(まぁ愛国心など持ちたくない派ではあるけれどもw)

  • 2016/01/29:読了

  • 立場の全く異なる2人の対談ということで興味を持った。大事なことは、しっかりと議論が噛み合うものですね。

  • 左派といわれる元外交官と、新右翼の元会長の何度でも読み返したい対談本。
    この組み合わせに最初は違和感があるものだが。

    今の胡散臭い政治に違和感を感じている答えがここにある。
    現政権は右側の保守といわれているが、かなり違うんだよな。

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著者プロフィール

1943年、旧満州国鞍山生まれ。1966年、東京大学法学部中退、外務省入省。駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使等を歴任。著書『戦後史の正体』(創元社)、『日米同盟の正体』(講談社現代新書)、『小説 外務省』(現代書館)、鈴木邦男氏との共著『いま語らねばならない戦前史の真相』(現代書館)等多数。

「2018年 『アーネスト・サトウと倒幕の時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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