呼出秀男の相撲ばなし

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  • 現代書館
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768457801

感想・レビュー・書評

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  • 2014年11月場所まで立呼出を務めた秀男さんの話、かと思いきや呼出とその周りの役割についての解説書。もっと秀男さんの話を読みたかったのでこの評価。
    呼出はてっきり本名かと思いきや、この方本名は秀人(ひでひと)さん。呼出を呼び上げやすいように芸名のようなものをつけられる、というエピソードには驚きだった。

  • タイトルの印象だと、呼出という仕事を最後まで勤め上げた筆者の思い出話が徒然に綴られた、という感じがしたが、思い出話を織り込みつつ、相撲の世界について事典的に解説した内容。大相撲ファンとして、知っていることも多かったが、ふだんあまりスポットの当たらない、呼出の裏方仕事などは初めて知る内容が多く、面白かった。読者に話しかけるような文体で、堅苦しくなくて読みやすい。著者の人柄もふんわりと伝わってくる。相撲の世界を理解する入門書としても良書と言える。

  • 相撲の周りの人々について。

  • 2016 2 14

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著者プロフィール

「呼出」「行司」「床山」など裏方の仕事、力士と親方、部屋の話など、昨年引退した秀男さんの体験談(苦労・失敗も含め)をもとに幅広く語る。悲喜こもごもの逸話(土俵上でトイレを我慢する力士、山手線で泣く外国人力士など)を交え、取組をみるだけでは気づかない相撲の奥深さを存分に伝える。

「2016年 『呼出秀男の相撲ばなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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