ナチスドイツと障害者「安楽死」計画

制作 : Hugh Gregory Gallagher  長瀬 修 
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  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768466872

作品紹介・あらすじ

ナチスドイツがもたらした障害者の極限状態。だが、その基盤である優生思想に、あなたの心は果たして無縁でいられるのだろうか。障害者の著者が告発する、障害者の歴史の最も重要な一面。

感想・レビュー・書評

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  • 相模原での殺人事件や、nhkで特集やってた介護殺人が気になっていた中で、世田谷区長さんが以下記事で読んでいる、と書いてたので読んでみた。

    http://m.huffpost.com/jp/entry/11327204


    本書は、ナチスドイツが20万人以上の障害者を殺した「安楽死」計画について、障害者である著者の研究がまとまった書籍の日本語訳。

    人が人を殺すとどうなるのか、ということが、これを読むとよくわかる。自分が殺されると気付いた人、殺された人の周囲の哀しみや怒りは、伝播していく。

    改めて人が人を殺すのはいけないことなんだと思わされた一方で、介護殺人を改善する方法はあるのか、と考えさせられる。

    結局は、現実的な金額で介護してる人の負担を減らせるような仕組みを作っていくことしかないんじゃないか、と思った。
    例えば、スウェーデンには、サービスハウス、という高齢者の集合住宅があるらしい。お互い助け合うだけならタダだし、集まることで安価に介護サービスを提供できたりしてよさそう。

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