バイセクシュアルという生き方

著者 : フリッツ・クライン 河野貴代美

• 現代書館 (1997年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

誇りをもって人を愛するために!自分を偽らず、勇気をもって人を愛するために、当事者たちが語ったバイセクシュアルのすべてをアメリカの研究者がリポートする。

感想・レビュー・書評

[死海文書技術研究所さんの感想 · 2019年10月25日]

図書館で借りて本日読了です。

訳文が固いなぁ。読みにくいったらありゃしないよ。
多分誤訳もすごいあるんだろうなぁ。
おまけに、大事な大事な「社会調査」の部分を省いてしまってる。

そういうのも含めてだけど、古い。

KSOGもフリッツ・クラインも「バイの古典」みたいなもんだけど、「健康なバイと問題のあるバイ」とか「バイは神経症か？」とかいう話は、LGBT全体が抑圧され尽くしている(今もそうだけど)時代の思考見え隠れしててあんまり読んでいて気持ちいいものではない。主旨としてバイセクシュアルを肯定している点は読んでいて勇気づけられるんだけど。

[たけとみ りょうたさんの感想 · 2006年6月28日]

もとは1979年に出版されて、93年に再版された本（訳は再版から）。