性同一性障害の社会学

著者 : 佐倉智美
  • 現代書館 (2006年5月1日発売)
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  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768469217

作品紹介

オチンチンがある子はなぜ男の子なのか?性同一性障害の当事者であり、研究者である著者が最新の研究成果をもとに"性別"をめぐるさまざまな問題を目からウロコの納得分析。最も分かりやすいトランスジェンダー学入門。

性同一性障害の社会学の感想・レビュー・書評

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  • 佐倉智美さんの一連の本を読んできて、これが多分最新刊。阪大の修士の論文を元に構成された本なんだけど、これまでの本に比べたら、あんまり面白くなかったかなあ。

    わたしも別に性別二元論者ではないのだが、やはり根本的なところでは性別二元論で考えていることはよく分かった。けど、女自認は女としかいいようがなく、わたしはこれまで身体が女だから女だと思ってたけど、身体抜きで自認だけで考えるとどうなるのかな~。そうするとジェンダーに引っ張られて「分からない」「決めたくない」になるんだろうか。いや、でもそれもちょっと違うような気がする。でもその「違うような気」がどこから来るのかよく分からない。。社会から植え付けられて「女」になったんだろうか?ではなぜジェンダーは女じゃないんだ?

    考えれば考えるほど分からなくなっていく。。

  • 個人的な主張を強く感じた。
    難しく感じる項目が多いけど書いてあることはシンプルなことが多い。
    が、難しい言葉を使うから読みにくい。
    一つのことに拘り繰り返し、社会事態を否定しているだけのような印象をもった。

  • 内容薄く、期待はずれ。「社会学」と題しているからには社会学的、学問的視点が欲しかった。

  • ・なりたい自分になることがどうして変態かのようにいわれるのか。
    ・そもそも性別が男か女かの2つしか存在しないから問題なのではないか。
    ・性別を変えられるという法律制定は、むしろ自由な性別を選べないということなのではないか。
    ・MtFにしろFtMにしろ、なりたい自分として生活するためには、必要以上に「男らしく」「女らしく」振舞わなくてはならない状況。

    そんなことについて(筆者の体験も含めて)説明、主張されている本。(上記は私が印象に残った部分)
    誤解を招かないための注釈が多々見られ若干くどいが、基本的には読みやすい。

    2部構成になっており、1部はトランスジェンダーについて、定義や現状、とりまく状況などを社会学的に解説されている。2部は学際的に取り扱っている。

    1部はまとまりがあり読みやすいが、2部は全体的に、内容も文章も発散しており若干読みにくかった。

    が、1部だけでも十分にためになる。

  • 筆者は、MtFの当事者で、実体験も交えながら、読みやすく書かれているので、お勧めです。

  • 当事者の視点からの分析がすごいと思った。
    やはり、当事者でなければ分からないことがある。

    印象に残っているのは、自身の経験から、「人は「男」と「男以外」にカテゴライズしているため、女の子の輪には入れた。」という話。
    モリゾーとキッコロの話も確かに!!と思った。

    GIDだけでなく、あらゆるマイノリティに言えることだと思う。

  • これはなかなかの良書。

    障害者用トイレに見るノーマライゼーションとかフランスのパックス法とか
    「逸脱者」とは何かとか

  • 2006/11/04

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