東方のドイツ人たち: 二つの世紀を生きたドイツ人たちの証言集

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768469378

作品紹介・あらすじ

ドイツ人として20世紀を生きるとはどういうことだったのか。21世紀に残された問題とは何か。旧ソ連・東欧で漂泊の人生を強いられた人びとの肉声から現代史を浮き彫りにする。

感想・レビュー・書評

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  • 本当の東ドイツはポーランドにウクライナ。
    外国=海外の島国日本人にはわかりにくい国意識。見えない国境に作られた大きな差別意識。

    重た目の主題だが真面目論文一辺倒型でなく、インタヴュー、著者の留学こぼれ話を豊富に交えた読みやすい一冊。あぁ旧東独ね、と実は間違えて手に取ったわりにはずいぶん引き込まれた。

    留学したら一度は味わう「質問攻め」と「これ、差別っすか?」的経験。あえてその壺へ入り込んでいこう、と思わせる。著者曰く「しんどいけどおもしろくもあるんだよ」

  • 時代、歴史に翻弄される人々がいつの時代にもいる。ポーランド、ロシア、ドイツの複雑な歴史が垣間見られる。それは現代にも続いている。

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