宇和島藩: 独眼竜伊達政宗の長子・秀宗が十万石を拝領。幕末の賢侯宗城は国事に奔走、維新の原動力に。 (シリーズ藩物語)

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768471272

作品紹介・あらすじ

気候・人情穏和な南伊予。仙台藩の軛を脱し、民を思う名君の下、開明進取の気質を育む。南海に伊達あり-、西国の雄藩の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 伊達家が収めた宇和島藩の歴史。
    生まれ故郷の歴史を知りたくて手に取った1冊。
    伊達秀宗の入城(1615年)から、廃藩置県の
    際の9代の宗徳(1871年)までが書かれています。

    時代・歴史の背景を認識していないと
    理解が難しい箇所もある(自身は何か所もあり…)が、
    これだけの情報をまとめられたことが称賛に
    値すると思います。

    また、生まれ故郷の宇和島を好きになれました。

    第1章 伊達家の入部まで
    第2章 「西国の伊達」始まる
    第3章 二代藩主伊達宗利の時代
    第4章 三代宗よしから六代村ながまで
    第5章 幕末・維新後の宇和島藩

  • 独眼竜伊達政宗の長子・秀宗が十万石を拝領。
    幕末の賢侯宗城は国事に奔走、維新の原動力に。

    本書は四国愛媛南伊予。西国の伊達の物語である。
    幕末の四賢侯 伊達宗城は著名人であるが、事績
    に関してはあまり知られていない。
    本書は、宇和島藩の通史として、藩祖秀宗から宗
    徳までの治世を辿っている。
    賢侯を擁しながら、維新時に活躍できなかったの
    は、十万石という身代の限界であろうか。

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著者プロフィール

1952年、愛媛県宇和島市生まれ。『神宿る手』『ヴァルハラ城の悪魔』(講談社)、『水のゆくえ』(角川書店)、『シリーズ藩物語 宇和島藩』、『シリーズ藩物語 伊予吉田藩』、『幕末の女医 楠本イネ――シーボルトの家族と肖像』『宇和島伊達家の女性たち』(現代書館)などの著書がある。

「2020年 『三島由紀夫VS音楽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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