森達也の夜の映画学校

  • 現代書館
3.58
  • (2)
  • (7)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 50
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768476772

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 08014

  • 是枝裕和と森達也の対談が読みたくて図書館で手に取った。

    被写体と撮影する側、また環境により撮っていく中で変化するもの。
    是枝監督はドキュメンタリー作品をそう定義していた。印象に残った。
    作り手に伝えたい結論があり、それを前提に撮影をすすめるのではない。
    伝えたい事や作品の内容は、制作の中から生まれるということだと思う。

    また監督はテレビの可能性についても言及した。
    映画は視聴者が見たいものを選び、映画館に足を運ぶ。
    テレビは、作品を見たくない人も偶然に見る可能性がある。
    その偶然性がテレビドキュメンタリーの持つ可能性だと言う。
    私は目に入ってしまうということは、恐ろしいものだと思う。

    良くも悪くもテレビは作品そのものが垂れ流しだ。少し恐い。
    テレビが社会を作っているのは紛れも無い事実なのだと思った。
    私は是枝監督の様にテレビの可能性を信じる事はできない。
    必要以上の購買意欲を駆り立てる番組・CMが多い気がする。

    私はテレビが好きだが、無ければ無いで問題ないと思う。
    将来はこの機械を持たない様にしようかとも思う。

    エヴァの庵野秀明とアーレフの荒木浩と森達也の対談も面白い。
    『気持ち悪い』という台詞はアニメファンに向けたものだと思っていたが、
    やはりそうだった。それがわかっただけでも嬉しい。庵野監督は変な人だ。

  • ホネのある映画作家たちの対談集。みんなアツいよっっ!

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1956年、広島県生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く製作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開し、2001年には映画「A2」を公開。11年『A3』(上下巻、集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自世界を構築している。16年、ドキュメンタリー映画「FAKE」で話題を博す。著書に『死刑』(角川文庫)、『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社)、『ニュースの深き欲望』(朝日新書)など多数。

「2018年 『虐殺のスイッチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森達也の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
A3
森 達也
吾妻 ひでお
森 達也
森 達也
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする