熱学思想の史的展開―熱とエントロピー

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著者 : 山本義隆
  • 現代数学社 (1987年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (593ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768703014

熱学思想の史的展開―熱とエントロピーの感想・レビュー・書評

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  • 駒場図書館

    アリストテレス哲学の、性質の物化の方法から、機械論的世界観、およびニュートンによってそれに力の概念を付け加えて作られた力学的世界観とその天体運動における成功、および化学に対する無力さが歴史を追って詳しく書かれている。この過程の中で、自然科学がどのように発展してきたのか、現在の理論に辿り着くまでにはどれほどの実験・考察を要したのか、そして現在では正しいとは受け入れられていない理論が、過去にどのような根拠の元にどれだけの信頼を得ていたのかがよく分かる。
    力学的世界観と2本柱をなす熱学的世界観の成立およびその目的をはっきりと解説した名著。ミクロな考察に囚われがちな現在の物理観を考え直し、自然に対するもう一つのアプローチの端緒としたい。

  • 「重力と力学の世界」につぐ書籍で、熱力学を学ぶ、物理学、電気工学、機械工学、化学などの学生にはぜひ読んでおいてほしい背景知識である。
    本書では、自然科学の発想のきっかけがつかめるかもしれない。
    高校、大学の理科系の授業は、結果しか教えないので、おもしろくないと感じる人もいるだろう。どういうきっかけ、ヒントで、自然科学の理論を考えついたかがわからないことが多い。自然科学を理解できない原因にもなっていないだろうか。
    ボイル、ジュール、カルノーといった基本的な理論もでてくる。。

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