スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

制作 : 谷川 俊太郎 
  • 好学社
3.96
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本棚登録 : 2641
レビュー : 354
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769020011

感想・レビュー・書評

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  • 「スイミー」という絵本の名前は、何度か聞いたことがありましたが
    実際に読んだのは初めてでした。

    赤い小魚の兄弟の中、ひとり真っ黒なスイミー。大きなマグロに兄弟が
    食べられてしまった後、海の中のいろいろな色彩の世界を一人旅します。

    やがて岩陰に隠れて暮らす同じ仲間を見つけ、集団で大きな魚のふりを
    して大海原に乗り出していきます。「黒いぼくは魚の目になる!」マグロ
    を蹴散らし、広い冒険の海を泳ぐ。

    絵のタッチが不思議で、コラージュではなく、レース生地に色を含ませ
    ペタペタと描いていったようなもの、うすい色ののりをペタペタとのせ
    紙でズルリと流したようなもの、とても面白いタッチです。

    レオ=レオニのほかの作品、「マシューのゆめ」「じぶんだけのいろ」
    「フレデリック」も読んで(見て)みたくなりました。

  • 他の魚は赤いのに一匹だけ黒い魚「スイミー」のお話です。大きな魚への恐怖をぬぐい、知恵を出し、みんなで大きな魚に立ち向かう勇気や強さを伝えてくれる心温まる絵本です。海の中の様子が美しく描かれていて夢を与えてくれます。  コールデコット賞

  • 小さな黒い魚のスイミーは、兄弟たちが大きな魚にのみ込まれてひとりぼっちになってしまいます。寂しかったけれど海の中を泳いでいるうちに素晴らしいものがいっぱいあることに気づきます。そして、新しい仲間に出会い協力して大きな魚を追い出します。
    小さくてみんなで知恵と力を合わせれば、大きな力になることを教えてくれる絵本です。

  • レオ・レオニだから、レオへのプレゼントにぴったりと、お誕生日プレゼントに購入。レオ・レオニの色づかいはほんとに素敵。スイミーの中では、昆布のページの絵が好きだなぁ。3歳のレオは、出てくる魚に歯があるかが気になるみたいで、「歯ある?噛む?」ってずっと聞いてた(笑。
    自分に子どもができたら、ぜひ読ませてあげたい一冊。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「「歯ある?噛む?」ってずっと聞いてた」
      可愛い~
      私は初めて読んだ「あおくんときいろちゃん」が一番好きかな、、、
      「「歯ある?噛む?」ってずっと聞いてた」
      可愛い~
      私は初めて読んだ「あおくんときいろちゃん」が一番好きかな、、、
      2013/02/04
  • 懐かしい…!

    大人になった今の方が感動できる
    単純かつ深いのです

    広い世界を見る事の
    大切さ・素晴らしさや
    一人では小さな力でも
    みんなと合わせれば
    大きな力になる事

    絵も爽やかで綺麗だし
    何よりスイミーなんたるイケメン!笑

  •  『あおくんときいろちゃん』(至光社)、『フレデリック』(好学社)、『さかなは さかな』(好学社)等の絵本作家として日本でも広く知られるレオ・レオニ。グラフィックデザイナー、イラストレーター、芸術家として幅広く活躍していた彼が描く絵本は、政治的社会における芸術家の役割だという哲学のもとに作られていたようです。この『スイミー』もそうでした。一匹の小さな黒い魚は、指導者というわけではなく、他の人にかわってものを見ることのできる芸術家であり、それがスイミーの社会における役割なのだとレオニは語っています(『NHK人間講座 絵本のよろこび』松居直 著、日本放送出版協会より)。スイミーは、芸術家として社会において充分役割を果たしてきたレオニ自身でもあるわけです。
     デザイナーでもあるレオニの絵本では、色彩豊かなユニークなイラストもまた印象的です。イラストを良く見てください。スイミー以外の赤い魚たちはゴム版で押されたものですが、スイミーだけは手で描かれたもので「目」もあります。これだけでスイミーは他の魚とは違った特別な魚であることを意味しており、読み手は一気にスイミーに引き付けられます。このように、レオニのイラストには読み手の心をつかむ配慮がきちんと施されているのです。
     仲間たちがマグロに食べられてからスイミーは独りぼっちになりますが、海の中を泳いでいくうちに、初めて見る世界を体験します。そして徐々に元気を取り戻し強くなっていきます。私たちにも、まだまだ未知のことがたくさんありますが、それらを経験することによって更に成長し続けていくのです。未知の世界を知ることは、私たちを大きくし、そこからは必ずまた何かが新たに生まれるものだと思います。『スイミー』は、そんなことを教えてくれる絵本です。
    〜レビュアーHP "ehon of wonder"より抜粋〜

  • 小さい頃教科書に載っていたスイミーのお話。たぶん絵本で読んだことはないと思う。
    小さかった私はレオレオニも谷川俊太郎も知らなかったけど、覚えていたのはやはり作品の魅力なのだろう。

    息子のために本棚に忍ばせること三年半、やっと手にとってくれた!(読んだのは夫なのでどういう反応だったか分からないのが残念だが)

    英語でも読んでみたいなー。

    追記 3歳11か月、夏以来しばらく本棚に眠っていたが再びのリクエスト。「なんで(にげたのはスイミーだけ)?」「なんで(魚たちは糸でひっぱられてる?」「なんで(スイミーは目になったの)?」など。

  • 30年度 仲よし高学年 6-3
    28年度(仲よし)
    5分

  • 一人だけ真っ黒で目立つスイミーが、大きな魚を追い出すために大活躍。谷川俊太郎さんの愛ある邦訳が色彩豊かな絵に添えられ、何度読んでも心が温まります。(はま)

  • 【図書館本】小学4年生の時、音楽劇をやった。読み返しているとなんとなくその時の音楽(歌)や様子が思い出される。市の文化祭でも披露予定だったけど、阪神大震災で中止になったんだよな……。という感傷(w)の元手に取ってみた。懐かしい。絵も綺麗で、手元にあってもいいかな、と思った。

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著者プロフィール

レオ・レオニ(Leo Lionni)
1910年5月5日 - 1999年10月11日
オランダのアムステルダム生まれ。イラストレーター、グラフィックデザイナー、絵本作家。第二次大戦でアメリカに亡命し、デザイナーとして活躍。『あおくんときいろちゃん』で絵本作家としてデビュー以後、『スイミー』『平行植物』など多数の作品を残した。
ドイツからアメリカに戻ったばかりのエリック・カールにニューヨーク・タイムズへの就職を斡旋、諸々の便宜を図り世に出るのを後押ししたことでも知られる。

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