- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769020059
作品紹介・あらすじ
ねずみのアレクサンダは人間に大切にされているぜんまいねずみをうらやましく思っていました。でもある日ぜんまいねずみが捨てられることに…
感想・レビュー・書評
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ぜんまいねずみをうらやましく思う普通のねずみ・アレクサンダ。
でも、ぜんまいねずみにはぜんまいねずみの、普通のねずみには普通のねずみの、悩みがあったのです…。
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「『たすけて!たすけて!ねずみよ!』
ひめいがあがった。」(引用)
物語はこんな文章から始まります。
レオ・レオニさんの絵本は、いつも始まりの文章に“突然感”があるところが、おもしろいです。
こんな登場人物がいて、こんな暮らしをしていて、とゆったりした始まりではなく、登場人物のあるときの様子をバッと切り取ってくるからです。
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ある日、普通のねずみ・アレクサンダはオモチャのぜんまいねずみと出会います。
オモチャとして大事にされ、食べ物も住みかもあるぜんまいねずみの暮らしを、うらやましく思うアレクサンダ。
「ぜんまいねずみになりたい…」
そんな思いを抱いて、悶々としていたアレクサンダでしたが、ぜんまいねずみをある事件が襲ったことから、ぜんまいねずみを救おうと、アレクサンダは必死になります。
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アレクサンダとぜんまいねずみ、2匹のかわいいねずみの姿に癒やされながらも、たいせつなことを教えてくれる、レオ・レオニの絵本です。
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〝ある日、鼠のアレクサンダは、誰もいない部屋に忍びこむと、キイキイという音を聞いた。体の形は鼠でも、足の代わりに二つの車がついていて、背中にはネジがあった。「きみ、だれ?」「ぼく、ゼンマイ鼠のウィリ-」・・・家の子どもたちに人気のゼンマイ鼠が羨ましくなったアレクサンダは、願いをかなえてくれるという虹色トカゲと出会い、自分をゼンマイ鼠に変身してもらおうとするが・・・〟レオ=レオニ作、谷川俊太郎訳による友情物語のお話絵本。
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アレクサンダがいじらしくてかわいい。
物を大切にする心が生まれるでしょう。
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小学校低学年用 絵本
単なる友だちを見つけたねずみの話。ではない。
隣の芝生は青くて、そして儚い。
自分の事よりも、人の幸せを祈る気持ち。
それがアレクサンダに幸運を運ぶ。
谷川俊太郎の翻訳もさる事ながら、レオレオニの独特の色使いも同時に楽しめる。
5歳用にと購入したが、割と長文で小学校低学年用には良いかも。 -
小学生の時に国語の教科書で読んだお話。
あの頃は、読み終わったあとに、良かったー‼ と思っていたけど、良かっただけではないのでは。
ロボットが人間に近付く感じ…トカゲは最先端のテクノロジー⁈
テクノロジーを手にいれた先にあるのは、ロボットとの共存⁈
ゼンマイねずみから、人工知能やら何やら悶々としてしまった。
今、SF小説を読んでいるからかな笑
もう、あの頃のように感性的に絵本を読むというのも難しいのかしら。同じ絵本でも、読解の仕方が変わる。
10年後の私は一体どのように読むのだろう。
レオ=レオニの絵、かわいいな♡ -
小学校の時に出会ってずっと忘れられない本。
大人になって再び出会いそれでも良いと感じれた。
レオ・レオニの作品はみんな好きだけどきっとこれが最初に好きになった作品だと思う。
色彩感がステキすぎる。
不思議な世界に引き込みかつストーリーはとてもあたたかく子どもたちにコミットしていて、ぜひ語り継いでいきたい作品。 -
幼い頃から、このお話が好きすぎてたまらない。
彼らのつぶらな瞳がたまらない。
楽しくダンスを踊っていておくれ。
いつまでも、いつまでも。 -
実家から持ってきた本。
わたしが小さい頃に読んでいた絵本。
多分、そこまで読まなかったんだろう。
内容は頭から抜け落ちてたよね。
やはり、名作。
いつ読んでも良い作品だと思う。
大人になったいま、より強く思う。 -
息子7歳11か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り)
ちょうど良いボリューム ◯
その他
教科書推薦図書