ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし

制作 : 谷川 俊太郎 
  • 好学社
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本棚登録 : 344
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769020073

感想・レビュー・書評

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  • ペツェッティーノは、おれんじ色のちいさな四角いかたち。
    ペツェッティーノは、小さい自分のことを、きっとだれかの部分品なのだと思っていた。
    たくさんのほかのものに会い、荒波をこえて、さいごにペツェッティーノは「じぶんがなんなのか」をみつけます。それは、ありきたりで、求めていた答えであるのだろうけれど、その当然さに、ほっとさせられます。
    自分のことを取るに足らないなんて思っている、10代に読んでほしい絵本。

  • 不思議な描写の背景と、シンプルな登場人物達。
    「ぶぶんひん」という表現もやわらかくて素敵。

  • 世の中にはいろんな人がいて、自分ってなんだろうって思う時もあるんだけど、私は私で大丈夫なんだなぁって思ってしまった。頑張ってこうできないと駄目かもとか、コレが出来なきゃ駄目かなとか思うんだけど、そうじゃないんだなというのを、本当に分かりやすく教えてくれる絵本だった。

    私は何もつけないで、私のままでいいんだなと思えて元気がでた。

  • 自分は小さくて取るに足らない存在で、きっと大きな誰かの一部分なんだろうと思い込んでいるペツェッティーノ。だけど誰もがみんな「なくした部分なんてない」っていう。そして、旅の終わりにペツェッティーノは気づく。自分もたくさんの一部分でなりたつひとつの独立した存在なんだということに。

    足りない何かを探すのではなく、自分が誰かの足りない何かなのではないかと思い込んで自分探しをするのが面白く、絵本なのに、キャラクターに顔が一切ないのが独特、斬新。

    谷川俊太郎さんの翻訳は素敵だけど、「ぶぶんひん」という言葉がさすがにわかりにくい。自分が訳すならどうするかなぁ。

  • 著者の絵本は動物をモデルにしたキャラクターの物語が多い中、本作は主人公の造形からテーマ・メッセージまで、とても概念的だ。
    大人が読んでも、むしろ大人にこそ響くすてきな絵本だ。

  • ストーリーが持っているテーマも素晴らしいけれど、何と言ってもそのデザイン性がちょっと普通の絵本とはレベル違いです。

  • 【図書館】私が始めて読んだレオ・レオニの絵本は『あおくんときいろちゃん』だと思う。このお話はそれに少し似ているような気がした!

  • じぶんをみつけたぶぶんひんのお話。
    じぶんじしんをあつめ、「ぼくはぼくなんだ!」と思えた瞬間に深く感動しました。

  • 自分は何かの「部分」なのかもしれない。

  • ちいさな部分品のペツェッティーノは、だれかの部分品なんだと思っていました。ある日、そのだれかをたしかめようと探しに出かけました。ペツェッティーノのたどり着いた場所とは...。
    (約6分)

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著者プロフィール

レオ・レオニ(Leo Lionni)
1910年5月5日 - 1999年10月11日
オランダのアムステルダム生まれ。イラストレーター、グラフィックデザイナー、絵本作家。第二次大戦でアメリカに亡命し、デザイナーとして活躍。『あおくんときいろちゃん』で絵本作家としてデビュー以後、『スイミー』『平行植物』など多数の作品を残した。
ドイツからアメリカに戻ったばかりのエリック・カールにニューヨーク・タイムズへの就職を斡旋、諸々の便宜を図り世に出るのを後押ししたことでも知られる。

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